坂本龍馬（福山雅治）はついに勝麟太郎（武田鉄矢）と面会しましたね。近藤長次郎（大泉洋）がちゃっかり書生におさまっていたのは驚きました（笑）第一印象はよくなかったものの、武市半平太（大森南朋）との会話で、龍馬を見直した勝は再び会ってくれ、２人は打ち溶けあいます。そして咸臨丸に乗り込み大感激！ジョン万次郎（トータス松本）が初登場です

まず龍馬は４年ぶりに千葉道場を訪ねました。着物に着替え、鏡を見る千葉佐那（貫地谷しほり）を、重太郎（渡辺いっけい）が「お前に会いに来たんだよ」と呼びにきます。しかし龍馬は千葉定吉（里見浩太朗）に、勝麟太郎のことを聞きました。佐那をさえぎり、重太郎が「佐那に会いに来たんじゃないのか」とたずねると、龍馬は話題を変え、越前藩剣術指南役の重太郎に、藩邸に連れて行ってくれるようたのみます。あまりに佐那がかわいそうですね

佐那は龍馬のため、坂本家の家紋入りの着物を準備してくれます。龍馬がお礼を言うと、佐那はちょっと笑顔を見せました。龍馬は政事総裁職の松平春嶽（夏八木勲）と対面します。春嶽から「そちは何者だ？」と聞かれ、龍馬は「坂本龍馬ですき。昨日まで橋の下で野宿しとった男が、今日は紋付袴で天下の松平春嶽様の前におるがです。このような面白い人生を送りいうもんは、他にはおらんですろう」と答えました。春獄が笑うと、定吉がやってきます。一緒に頭を下げてくれ、春嶽は勝への推薦状を書いてくれました

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江戸城へ到着した三条実美（池内万作）は、１４代将軍の徳川家茂を下座に座らせ、帝からの勅命を言い渡します。そばで聞いていた春嶽や一橋慶喜はくやしそう。廊下に出た実美は半平太に満足そうに声をかけました

龍馬は勝麟太郎の書斎に通され、感激します。勝は「面白いことを見せてくれ」などと次々と質問しながら、紙に×印をどんどんつけていきました（笑）弟子にしてくれと頼む龍馬に、勝は「お前みたいなアンポンタンと付き合っている暇はねえ」と言います。龍馬が「攘夷も開国もありませんき。わしはただこの日本を守りたいだけですき」と叫ぶと、勝は「気安く言うな」と返しました。勝が地球儀を出し説明しようとすると、龍馬は「知っとりますき」と止めます

がっかりして龍馬が外へ出ると、長次郎が声をかけてきました。岩崎弥太郎（香川照之）から江戸で学ぶすばらしさを聞かされ、土佐を飛び出してきたのです

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重太郎は、道場へ戻って佐那と力をあわせ、北辰一刀流を守って欲しいと言ってきました。道場に女子供がいなくなり、剣術でなくケンカの仕方を学びたい攘夷派しかいなくなったというのです。龍馬は「その話は今は待ってつかわさい。まだなんちゃあ成し遂げておらんがです」と去っていきます

平井収二郎（宮迫博之）岡田以蔵（佐藤健）をともなって、半平太が勝のところへやってきました。半平太は勝に、慶喜でなく家茂自身が上洛するよう力を貸して欲しいというのです。勝が地球儀を出し説明しようとすると、半平太も「知っとります」と止めました（笑）

半平太の言葉に、勝が「坂本と同じだな」とつぶやくと、半平太は「我々とは無縁の男です。幕府も藩もいらんと言いはだかったです」と話します。勝は龍馬への考えを変えたようですね。帰っていく半平太が長次郎を見て「饅頭屋の分際で」とバカにすると、長次郎は「武市さんがそういう言葉を使われるようになったとは。私にも志があります」と言い返しました

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龍馬を呼び出した勝は「何でも聞いてくれ」と話します。正反対の対応ですね。龍馬が戦になったらどうするか聞くと、逆に龍馬の考えをたずねてきます。龍馬は「勝が軍艦操練所にいると聞き、そういうものがあると知らず驚いた。日本は島国なので、一番大事なのは強い海軍。千葉道場で剣術を学んだが、人を斬ろうとは思わない。自分が強いと思う者はけんかをふっかけて来ない。強い海軍があれば、戦にはならない。日本は開国しているので外国の技術を学び、軍艦を作ったらいい。異国に負けない文明を手に入れたら、日本は安泰となる。戦をしないで攘夷を成し遂げられる」と話しました

勝は「長次郎、おいらの負けだ。負けるが勝よ」と笑わせ、「面白いぜ。気に入った。合格だ。おいらのために働いてもらうぜ。おいら探してたんだよ。日本の海軍を造る力になってくれるやつをな」とうれしそうです。長次郎は、勝は龍馬と同じ考えをやろうとしていると説明してくれました。勝は２年前に咸臨丸でアメリカを見てきて「今、日本人として海軍を造らなきゃ、日本はこの世から消えてなくなる」と話します

龍馬は咸臨丸に乗って、大興奮！その大きさに「黒船じゃ」と驚き、日本人だけで操っていることに感心します。ジョン万次郎も乗っていましたね


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