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栄養失調、低栄養
 テレビ「ためしてガッテン まさかわたしが?急増する新型・栄養失調の恐怖」を観ました。現代でも栄養失調(=低栄養)の人がいるなんて、驚きでしたね。くわしく番組HPにものっていますよ

脳出血は年々減り、脳梗塞が増えていましたが、最近、脳出血が増加傾向を見せているそうです。脳出血は、栄養不足で血管を作る材料が足りなくなって、血管が破れやすくなる病気。脳梗塞は、血液中の糖分や油分の増えすぎが原因で、脳の血管がつまってしまう病気。低栄養は現代病なんですね

(おもな内容)
・低栄養は、血液中の「アルブミン」という成分の量で判断される。アルブミンは、アミノ酸が集まってできるたんぱく質の一種
・3.5g/dl以下が低栄養、3.8g/dl以下が低栄養予備群、4.3g/dl以上が理想
・昭和25年ごろの食事は伝統的な日本食で、栄養不足で脳出血や肺炎で死んでしまう人が多かった。肉や卵を食べようという運動が起こり、栄養不足を解消され、結核や肺炎が劇的に減少し、日本人の平均寿命が世界一になった
・子どもの独立や配偶者が亡くなって、1人暮らしのお年寄りが増え、肉や卵を食べなくなり、低栄養となる人が多くなる
・低栄養を解消するための10品目シートを使った食事法の紹介

(オープニングクイズから)
・体重と身長から、肥満ややせの度合いを示すBMIの値が、いろいろな人に集まってもらった
BMI=(体重)÷(身長)÷(身長)
BMI=22:標準
BMI>25:肥満
→しかし、低栄養は肥満とは関係ない
・70歳以上の6人に1人は低栄養の危険がある  

 
(Aさんの例)
・食べることが大好きで魚や野菜を十分に食べていた
→階段から落ちて、大たい骨骨折→低栄養と診断された

(Bさんの例)
・糖尿病をわずらい食事のバランスに気を使っていた
→結核にかかる→低栄養と診断された

(アルブミン)
・低栄養かどうかは、血液中の「アルブミン」という成分の量で判断される
・アルブミンは、アミノ酸が集まってできるたんぱく質の一種。血液中のたんぱく質の6割がアルブミン
・Aさん、Bさんとも血液中のアルビミンが減っていた
3.5g/dl以下:低栄養
3.8g/dl以下:低栄養予備群

(アルブミンの効果)
・アルビミンが減ると、風邪、肺炎、結核、貧血、脳出血、心臓病、骨折などを引き起こす
・アルブミンは、血液の成分の赤血球の材料になる。減ると赤血球が減るので貧血になったり疲れやすくなったりする
・アルブミンは、血管を作る材料にもなる。不足すると血管がもろくなって、破れてしまうこともある。これが脳で起こると脳出血
・アルブミンは、ウイルスや細菌が入ってきたときに、体を守ってくれる”免疫くん”を作る材料。なくなると”免疫くん”は元気がなくなって、風邪をひきやすくなり、肺炎や結核になってしまう
・アルブミンは、筋肉をつくる材料である。筋肉が弱くなると、転倒して、骨折してしまう
(椅子に座って、足を前に伸ばす力を測る・太ももの筋力の測定をした。値が200以上あれば正常だが、低栄養の人は169しかなかった)

**
(伝統的な日本食+洋食で、世界一の長寿国へ)
・昭和25年ごろの食事は、ごはんに、野菜や豆腐のみそ汁、おかずは漬物や佃煮、魚、煮物など伝統的な日本食だった
→結核が猛威をふるい、脳出血や肺炎で死んでしまう人が多かった。多くの人の栄養が不足していた
→CM「たんぱく質が足りないよ」、キッチンカーでの洋食の普及、1日1回はフライパンを使おうという「フライパン運動」などで、肉や卵を油で調理し、日本人の栄養不足を解消しようという試みがなされた
→結核や肺炎が劇的に減少し、日本人の平均寿命が世界一になる

(Aさんの食事の変化)
・昭和25年に結婚し、息子1人が生まれる
・フライパン運動のとき、息子は育ち盛り→食卓に肉や卵料理が並ぶ
・昭和50年代、息子が独立し、夫婦2人の生活→夫は肉料理が好きで、メニューに肉が並ぶ
・20年前、夫が亡くなり、Aさんは1人暮らし→魚や野菜など好きなものだけ
→健康のため粗食をすすめる情報などもあり、いつの間にか肉や卵を料理することがなくなる
→1人暮らしのお年寄りに低栄養の人が増える。低栄養の人124人中112人が1人暮らしというデータもある
→核家族、おひとり様、健康情報が合わさり、知らず知らずに低栄養になってしまった

***
(食事の目安)
・厚労省が発表している1日のタンパク質の量は、成人男性で60g、成人女子で50g
→肉だけなら300g、卵だけなら10個、魚だけなら3~4切れ
(注意)腎臓病の人はたんぱく質を制限した方がいい場合があるので、お医者さんに相談してください、と注意がありました!

(10品目シートを使った食事法の紹介)
秋田県のある村で14年前から実践され、低栄養の人が1/3になり、動脈硬化のなりやすさが減少、平均寿命が長くなり全国平均に追いついたという食事法が紹介されました
・10品目シートという1枚のシートを使う
・毎日食べるべき10品目があり、食べたら○をつける
・10品目は、肉、魚、卵、牛乳、大豆、海草、イモ、果物、油、緑黄色野菜
・量は少しでもOK。のりを一枚でも食べたら、海藻に○
・10日分の○の数で合計点数をつけ、100点満点をめざします!

(先生の話)
・日頃のバランスがきちんと日常的に整っているかがわかってくる。得点が高いと寝たきりになる危険度が下がる
・個別の食品を何グラム食べましょうという取組より、誰もが使いやすく、目標を設定しやすい。毎日食べようというキーワードが扱いやすいし、長続きしやすい
・苦手なものを食べることにして、多様性を前面に出すと、食べ過ぎは自然に抑制できてくる
・アルビミンが3.8g/dl以下なら、低栄養予備群ではなく低栄養として、積極的に改善していきましょう。ベストは何歳になっても4.3g/dl以上あること。人間ドッグで必ず測定される

番組の内容だけでなく、10品目シートも番組HPからダウンロードできますよ!
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