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てっぱん 第９週 これが私（うち）の作る味 第５２回～第５４回
あかり（瀧本美織）に千春のことを聞かれ、初音（富司純子）は「この家を出ていく理由が欲しかっただけや。外国で勉強したいとか言いだして、自分でお金ためるって学校辞めて、アルバイト始めたんや。それっきりや。頭冷やしたらすぐ帰ってくるって思ってたんやけど。好きな人がいたみたいなんや、顔も名前も知らん。心当たりを聞いて回ったんやけど、手がかりはつかめんかった。千春のこと、何にも知らんかったんや。鉄板の方ばっかり向いてて、娘に背中向けてたんや」と話します
小夜子（川中美幸）神田（赤井英和）に励まされ、あかりは試作を繰り返しました。鉄平（森田直幸）が「いりこは尾道の味」と言っていたのを聞いて、あかりは何か思いついたようですね
伝さん（竜雷太）に試食を頼むと「これやったら何べんでも食べに来るわ」と答えてくれます。あかりが「おばあちゃんもよかったら」とすすめると、初音は「これ食べてもらわなあかん人おるやろ」と言うので、あかりは鉄平のところへかけ出します
鉄平は自分のことを落ちこぼれと言いますが、あかりが「そばにおってくれるだけでええんよ。家族なんじゃもん」とあったかいですね。鉄平は「おいしい」とお好み焼きを食べました。あかりも鉄平も涙目でしたね。田中荘へ帰ると、みんなが集まっていて、あかりの１９歳の誕生日を祝ってくれます！
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なぜか加奈（朝倉あき）岩崎（柏原収史）も来てましたね。冬美（ともさかりえ）は小さなダルマを送ってくれました。初音がやってきて「誕生日なんやな今日。一枚だけ焼くわ」と言って、鉄板に火をつけます。あかりと一緒に焼き始め、完成しました。初音は１枚だけ焼いて、行ってしまいます。みんなが集まってるんだから、もっと焼いてくれればいいのに（笑）
２０年ぶりのお好み焼きに、伝さんは涙を流して感動してたけど、食べないで出て行きましたね。石段に座る初音に、伝さんが「お疲れさん。ええもん見せてもろたわ。２０年待たされた間にすっかりじじいや」と言うと、初音は「お互いさまや」と笑いあいます
初音のお好み焼きを仏壇にお供えしてから、あかりはしっかり味わってましたね。滝沢（長田成哉）は「お前ら見ててちょっと分かったわ。一人で悪あがきするんは、あんまし格好ええもんとちゃうな」とあかりと鉄平に言って、部屋へ帰って行きます
あかりは、初音のお好み焼きがおいしかったと言い、店で毎日お好み焼きを焼いていく決意しながら泣くと、初音も「ありがとう。あんた、よう生まれてきてくれたなあ」と涙を流しました。あかりと初音が心を通わせた瞬間ですね。感動しましたよ
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真知子（安田成美）錠（遠藤憲一）欽也（遠藤要）は、誕生祝に写真を送ってくれましたね。大阪風と尾道風の両方のお好み焼きを始め、お店は順調のようです
民男（前田航基）がお願いがあるとやってきます。ちょっと挙動不審です。あかりに「僕のお母ちゃんになってくれへん」と言ってきました（笑）鉄平は「中岡さんと結婚するってことは、俺はおじさんってこと」とおどけます。民男は、友達ができたので、連れて来るときだけ、母親役をやって欲しいというのです
根本（松田悟志）がケーキを持ってきました。滝沢がチーム練習に加わってくれたお礼も兼ねているようです。そこへ、鉄平が小夜子と神田を連れてきて、民男の両親に仕立てます。民男の２人の友達を前に、ぎこちなくとも、何とかこなしていた小夜子と神田です。ところが中岡徹（松尾諭）が民男の本当の母親と一緒に帰ってきてしまいましたね（笑）
横山隆円（尾美としのり）があわてて村上家へやってきました。隆円の父親の遺品の中から、千春（木南晴夏）の遺言らしき手紙が見つかったです
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