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龍馬伝 第46回 土佐の大勝負
 坂本龍馬(福山雅治)はついに山内容堂(近藤正臣)と面会を果たし、大政奉還の建白書を書いてもらうことに成功しましたね。龍馬とともに頭を下げた後藤象二郎(青木崇高)も熱い男です。感動しましたよ
 
慶応3(1867)年9月、龍馬は土佐へ戻ってきました。容堂はミニエー銃1千丁を見て「その武器はどっちを向いて使う気じゃ」と聞くので、後藤は「恐れながら。徳川将軍家のご威光はもはやなく、人心は幕府から離れ、新しい世を望んじょります。大殿様にお目通りさせたい者がおります。坂本龍馬という男でございます。この1千丁の銃を持ってきた男にございます」と頼みますが、容堂は去ってしまいます
 
坂本家へ行くと、乙女(寺島しのぶ)権平(杉本哲太)千野(島崎和歌子)は大喜びです。春猪(前田敦子)には子が出来てましたが、伊與(松原智恵子)は亡くなってしまったんですね。岩崎弥次郎(蟹江敬三)美和(倍賞美津子)喜勢(マイコ)弥之助(今井隆文)もやってきて、大宴会が始まります。弥太郎(香川照之)を心配する美和と弥次郎に、弥太郎はやさしく自分をしっかり持った男だと龍馬がほめました

 *
長崎土佐商会で弥太郎が1人で帳簿を調べていると、上士の高橋と森田が戻ってきます。帳簿を調べ文句を言うのかと思ったら「おぬしが土佐商会の主任を下ろされたことを残念に思っちゅう。同じように思っちゅう者は他にもおるがじゃ。世の中は大きゅう変わろうとしちゅう。これからは刀よりもそろばんが役に立つ時代になるろう。その仕事をわしらにも手伝わせてくれんか。岩崎さん」と弥太郎に頭を下げてきました
 
海岸で龍馬が仲間たちと徳川と戦うと盛り上がっていると、上士たちがやってきて、ひざまずけと言ってきます。龍馬はいったんひざまずきますが「ハハハハ」と笑いながら「下士が上士にひざまずく。土佐ではまだこればばかばかしいことをしゆがか」と立ち上がりました。龍馬は1人の上士の手をつかみ「わしが持ってきた銃はの、みんなが仲良う手をつなぐための銃ぜよ」と上士たちを退けます
 
後藤は容堂に「土佐はもう時代の流れに逆らうことはできんがです。坂本龍馬に会うて下さいませ。今のこの世の中の流れを作ったがは、坂本龍馬でございます。憎みあう薩長を結びつけ、土佐と薩摩との盟約を取り持ったがは、あの男です」と話します。容堂が「どうしてそれを黙ちょった」と聞くと、後藤は「ねたましかったがです!下士の分際で吉田東洋様に認められ、脱藩者でありながら、次々と大事を成し遂げていく坂本が、妬ましかったがです」と顔を真っ赤にしました。後藤は「大殿様、坂本龍馬に会うて下さいませ。お願い申し上げます」と頼みます
 
**
地べたに土下座する龍馬のところへ、ついに容堂がやってきました。容堂は勝麟太郎の書生をしていた龍馬を憶えていましたね。龍馬は「徳川慶喜公に政権の返上をおすすめする大政奉還の建白書を書いてもらえませんろうか」と頼むと、容堂は「それは直訴かえ。直訴いうがは受け入れられんかったときは、腹を斬らんといかんがじゃ」とせまります。龍馬が「大殿様がざれごとだとお思いになられたら、私はここで腹を斬るがです」と答えると、以前に吉田東洋を斬ったと龍馬が大うそを言ったと容堂は笑いました
 
龍馬が「あれは武市さんを助けたかったきです。武市さんは武士の鑑(かがみ)でした」と答えると、容堂は「あれに切腹を命じたがはわしじゃ。おぬしの仲間の下士たちを殺していったのもわしじゃ。わしが憎うはないか」と聞きます。龍馬が「憎いがです。下士が上士にしいたげられちゅうこの土佐の有様が憎いがです。けんど母が私に教えてくれました。憎しみからは何ちゃあ生まれんと。人を憎んでもどうにもならんがです。憎むべきは260年以上続いてきたこの国の古い仕組みじゃき」と叫びます。立ち上がる龍馬を止めようとする上士たちを、後藤が制しました
 
涙目の龍馬が上座の方へ入ってきて「幕府も藩ももういらんがです。この国は新しう生まれ変わらんといかん。それが大政奉還がです」と言うと、容堂は「将軍も大名も消してしまうと言うがか」と聞きます。龍馬が「はい。武士という身分ものうなってしまうがです」と答えると、上士たちが怒りだしますが、また後藤が止めました。容堂が「自分がどれば恐ろしいことを言うかおぬしわかっちゅうがか」とたずねるので、龍馬は「世の中が変わる言うことは、つきつめて考えたら、今わしが言うたようなことになるですろう。これからは武士が力で治める世の中でのうて、志のある者が議論をつくして治める国になるべきではないですろうか」と主張します
 
龍馬は脇差を前に置き、巻物を出し「ここに新しい日本の形が書かれちょります。どうか大殿様のご決断をお待ちいたします」と頼み、後藤も脇差を置いて「大殿様、ご決断を!」とせまりました。容堂が「武士も大名ものうなってしまう世の中に何が残る」と聞くと、龍馬は「日本人です。異国と堂々と渡り合う日本人が残るがです」と涙を流します。容堂は「刀をしまいや。しまえ!」と去っていきます
 
***
坂本家へ帰って龍馬がご飯を味わっていると、権平が家督を継いで欲しいと頼んできました。龍馬は「待ってもらえませんろうか。もうちょっとですき。もうちょっとでわしの大仕事が終わりますき。そのときが来たら、わしは必ずこの家に戻ってきますき」と答えますが、乙女は心配そうです
 
容堂が「わしが大政奉還の建白を出して、慶喜公の怒りを買うてしもうたら、この山内家はお取りつぶしになるかもしれん」と心配すると、後藤は「大殿様がお覚悟をもって建白されるなら、それに異を唱える家臣は土佐には1人もおりません」と答えました。容堂が杯を後藤にわたし、なみなみと酒をつぐと、後藤はいっきに飲み干します。後藤が杯を返し酒をつぐと 容堂は「武士の世を終わらせるかえ」と笑って、酒を飲みました。容堂の胸の内がわかるシーンでしたね。容堂は大政奉還の建白書を書き上げますが、表情が悲しそうです
 
龍馬が「まっこと、ありがとうございます」とお礼を言うと、容堂は「おぬしが持ってきた鉄砲1千丁、土佐藩が9千両で買い上げちゃる。けんどそれを徳川様に向ける気はない。あくまでもこの土佐を守るためだけの武器じゃ」と話します。容堂がそばに来て「おぬしわしがこれを書くと信じちょったの?どういてじゃ?」と聞くと、龍馬は「それは大殿様が武市半平太の牢に来られたと聞いたからです。大殿様は今のそのお姿のように武市さんと同じ地べたに座られ、お前はええ家来じゃったと」と答えます
 
回想シーンで、容堂が「武市半平太はわしの家臣じゃき」と脇差を差し出すと、武市半平太(大森南朋)は「ありがとうございます」と答える場面が写りましたね。龍馬は「武市さんは涙を流して喜んじょりました」と説明すると、容堂は去っていきます
 
****
2人きりになって龍馬が「後藤様、まっことありがとうございました」と言うと、後藤は「坂本!」と立ち上がって手をだします。龍馬も立ち上がって、シェイクハンド!2人は喜びをかみしめてましたね
 
1人で龍馬が海岸にいると、乙女がやってきます。龍馬が「わしは明日、京へ立つがじゃ。いよいよ正念場ぜよ」と言うと、乙女は「命だけは大事にしいや。決して死んではいかんぞね。おまんの周りは敵ばかりのように思え、心配でならんぞね」と曇った顔です
 
龍馬は「何をいう言いゆう。大殿様はわしの願いを聞いて下さったがじゃ。後藤様やち今やわしの味方じゃ。姉やん、わしはの、この大仕事を成し遂げたら、蒸気船に乗って、お龍を連れて、この土佐へ連れてくるぞ。約束したろう。わしは一家みんなを連れて、世界を見て回ると」と言うと、乙女は「清国、インド…」と叫び、龍馬が砂浜に世界地図を書きます。龍馬が「わしがの、姉やんらに広い広い世界を見せてやるき。出立は来年の春じゃ。それまで楽しみに待っとれ」と話すと、乙女は「まっこと楽しみじゃ」とやっと笑顔になりました。雲が翼を広げた鳥みたいでしたね。龍馬に残された時は、もう40日しかありません
 
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