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食道がんなる人・ならない人
テレビ「ためしてガッテン リスク77倍!食道がんなる人・ならない人」を観ました。お酒を飲んで顔が赤くなる人は要注意なんですね。番組の内容はHPにものっていますよ
(おもな内容)
・初期のがんは平べったいので、健康診断のX線で造影剤がひっかからず、写りにくく見つからない
・健康診断の内視鏡検査は、胃の検査は行われるが、食道がんの検査は行われていないのが現状
・食道がんの主犯が”たばこ”、共犯が”酒”
・たばこを吸わない人でも、酒を飲んで顔が赤くなる人は、1日に3合飲むケースは、普通の人に比べ、77倍のリスクがある
・食道がんの早期発見で内視鏡検査のときにヨード液を使う方法がある。がん細胞のところは色がつかずピンク色になる
・すぐに検査に行った方がいい人
(1)20~30年、飲酒歴を持っている人
(2)今現在もしくは20代前後でお酒を飲んで顔が赤くなることがある人。50才、中年以降の人
(オープニングクイズ)
逆立ちで液体を飲むとどうなる?
→蠕動(ぜんどう)運動によって胃まで届く
(発見されたときのガンの進行の度合い)
胃ガン 早期59.6% 進行40.4%
食道ガン 早期22.7% 進行77.3%
→胃ガンは早期(Ⅰ)に見つかるケースが多いが、食道ガンは進行ガン(Ⅱ以上)の段階に入っているケースが多い。早い段階から転移が始まる
*
(健康診断が無意味?)
・健康診断を受けていたのに、人間ドッグで食道がんと診断され、リンパ節まで転移していたAさんが紹介されました。食道全部と胃の一部を摘出する12時間にも及ぶ大手術を受けた。手術は成功し再発ない
・食道のすぐそばを、気管が走り、肺があり、近くに肝臓、心臓があり大静脈、大動脈が走っている
→大切な臓器に囲まれ、手術が大変
・食道の内壁がうすい。組織液が流れるリンパ管があり、距離は1mm足らず
→リンパ管にガン細胞がくっつくと、リンパ節へ運ばれ、全身へリンパ液の流れで運ばれる
・1年前のX線には写っていなかったが、直径4cmまで成長していた
→造影剤を飲むが、ガンにひっかかる造影剤を撮影している
→初期のがんは平べったく広がるばかりで、造影剤がひっかかる凹凸がない
→写りにくく、見つからない
(内視鏡検査で見えない?)
・内視鏡検査は食道を素通りし、胃から始めて、十二指腸へ入る
・食道の入り口は内視鏡などの異物が入ると、反射的に「オェ~」となって、追い出そうとするため、検査しにくい。奥まで入れて、帰り道に検査する
がんの検査 集団検診
総時間 13分10秒 6分46秒
食道 6分25秒 1分07秒
・自治体の集団検診で食道がんの検診をしているのは、52都市中、ゼロ!
→先生の話「検診レベルで早期の食道がんを見つけるのはムリだと思う。検診の食道がんは通り道にすぎない印象があるので、さっと通ることが行われていると思う」
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(危険度77倍!元凶は”酒”)
・9年前の番組で、食道がんの主犯が”たばこ”共犯が”酒”と説明したそうです
→タバコには発がん性を疑われる物質が50種類以上
→タバコを吸いながら酒を飲むと、発がん性物質がアルコールに溶け、食道と胃に流れ込む
・Aさんはタバコを吸わない。”激しいストレス””強い紫外線””激しい運動””酒”のうち”酒”が食道がんの原因と考えられる
・40℃の酒を20ml、さらに20mlを吹きかけると、食道の表面が白くなる
→粘膜に障害が起こっている状態。繰り返されると細胞の修復ミスが起きて、ガンになりやすくなる
・Aさんはビール2、3杯、焼酎のお湯割りを2、3杯飲んでいた。アルコール度数の高いものは飲んでいない
(発がん物質アセトアルデヒド)
・アルコールが胃や腸で吸収される
→酵素1号が、アルコールを分解し、発がん物質であるアセトアルデヒドへ変える
→アセトアルデヒドが血流にのって、全身に回り、頭痛や吐き気を起す
→酵素2号が、アセトアルデヒドを分解し、酢酸へ変え、酔いがさめる
・酵素2号が酢酸に変えるまで、全身はアセトアルデヒドの攻撃にさらされる
→酵素2号は全身にあるが、食道にある酵素2号は休んでいる
(酒を飲むと顔が赤くなる人は注意が必要)
1合/1日 2合/1日 3合/1日
通常の人のリスク 1 6倍 11倍
酒を飲んで赤い顔になる人 6倍 54倍 77倍
→酒を飲んで顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドが分解できない
→顔が赤くなる人は、酵素2号が赤くならない人の1/16しかパワーが出せない。日本人の実に4割が顔が赤くなるタイプ
→どんどんアセトアルデヒドが増えていく
→食道がきわめて大量の発がん性物資の攻撃に、長時間さらされる
・昔はよく赤くなったけど、最近は飲めるようになった人でも、元々の酵素の働きが悪いことに変わりない
→鍛えて飲めるようになった人は危険!
・アセトアルデヒドはだ液にも出てくるので、食道を直接攻撃する
→酒自体にもアセトアルデヒドが含まれているので、直接攻撃する
→口の中の細菌もアルコールを分解し、新たにアセトアルデヒドを作り攻撃する
・アセトアルデヒドはたばこにも含まれている
・生まれ持って酵素を規定されているので、変わりようがない
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(食道がんの早期発見)
・通常の内視鏡は白色光だが、青い特殊な光を当てると、食道がんの中の血管が黒く浮かび上がる
・内視鏡検査のときにヨード液を使うと、がん細胞のところは色がつかずピンク色になる
→ヨード液は小学校の実験で使った。じゃがいものグリコーゲンとヨード液が反応すると茶色になる
→がん細胞はグリコーゲンをすでに消費してしまっているため、色がつかずピンク色になる
→早期発見できて、15分程度の手術で早期がんを切除できる
(すぐに検査に行った方がいい人)
(1)20~30年、飲酒歴を持っている人
(2)今現在もしくは20代前後でお酒を飲んで顔が赤くなる人。50才、中年以降の人
・検査は保険機関にもよるが保険適用で5千円前後
(注意)強いアレルギー反応が起こる人は事前に担当医と相談することと注意がありましたよ
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