忍者ブログ
健康について書いていきます!
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

睡眠時無呼吸症の死角
 テレビ「ためしてガッテン 日本人の8割が危険!睡眠時無呼吸症の死角」を観ました。睡眠時無呼吸症は、太り気味の男性だけのものだと思ったら、違うんですね。肥満とは無縁の女性もかかってたので、驚きました。さらに、睡眠時無呼吸症によって、強烈な眠気、疲労、交通事故の他に、高血圧、糖尿病、脳卒中、心臓病を引き起こす可能性があることがわかったそうです。くわしく番組HPにものっていますよ
 
(おもな内容)
・睡眠時無呼吸とは、眠っているとき、10秒以上の無呼吸などの異常が、1時間あたり5回以上起こること
・重症患者の場合、酸素量が高い状態と極端な酸素不足の状態が繰り返される。眠りが浅くなり、睡眠時間を取っているつもりでも、睡眠不足になる
・酸素が減ってる状態から急増すると、活性酸素が発生し、血管を傷つける。寝ている間に高血圧が引き起こされ、脳や心臓にまでダメージが広がる
・最新の研究で、インスリンの働きも弱まり、糖尿病が引き起こされることがわかった
・新型睡眠時無呼吸症は、あごが小さい人の舌が太ると、気道をふさぐことで起こる
・危険を見抜く方法(1)のどの奥が見えない(2)あごの下の角度が浅い(3)歯並びが悪い人
・目安となる症状(1)高血圧(2)日中の眠気や疲労(3)大きないびき(4)無呼吸の指摘
・最新治療方法(1)マウスピース(2)シーパップ(3)ダイエット

 *
(睡眠時無呼吸症の男女の比率)
男:女=9:1 50才未満
男:女=3:1 50才以上
・病院を受診した人のデータ。海外で全体で行われた疫学調査では、男女の割合はほぼ同じ
 
(睡眠時無呼吸症が起こるメカニズム)
軟口蓋(なんこうがい)と呼ばれる喉(のど)の奥の部分と舌の根っこの部分が、太って垂れ下がってくる
→眠っているときに、気道をふさいでしまう
→女性の場合、女性ホルモン・プロゲステロンが、脳の呼吸中枢を刺激し、横隔膜を収縮させ、肺を広げる
→女性には男性より呼吸を安定させてくれる働きが備わっている
→更年期を迎え、ホルモンが減ると、睡眠時無呼吸症の比率が高くなってくる
 
(睡眠時無呼吸症の恐怖、患者さんの衝撃の体験)
・健康な人の場合、血中の酸素量が高いまま安定している
・重症患者の場合、酸素量が高い状態と極端な酸素不足の状態が繰り返されていた。その状態がひと晩中くりかえされている
→眠りが浅くなり、本人が睡眠時間を取っているつもりでも、睡眠不足になる
・Aさんは、ツーリングに出かけ、交通事故に遭って、車椅子の生活になってしまった
・Bさんは、睡眠時無呼吸症を放置していたら、12年前、心筋梗塞におそわれた。さらに6年後、脳出血を引き起こした。その3年後、大動脈瘤を発症。血管の一部がコブのようにはれ、6cmにまで肥大、破裂直前だった
→その原因を調べると、睡眠時無呼吸症だった
 
**
(睡眠時無呼吸症が病気を引き起こすメカニズム)
→酸素が減ると、体はなんとかしなきゃと、急激に回復する
→酸素が減っては増える、減っては増える
→酸素量が急増すると、活性酸素が発生する
→活性酸素が血管を傷つける
→寝ている間に高血圧が引き起こされる
→脳や心臓にまでダメージが広がる
→インスリンの働きも弱まり、糖尿病が引き起こされる
 
(従来型と新型睡眠時無呼吸症)
・9千人の患者のうち、太ってない人が43%
・従来型睡眠時無呼吸症の原因は、肥満
・新型睡眠時無呼吸症の原因は、あごが小さい!
→太ると舌の根っこまで脂肪がつき、無呼吸の状態になる
→脂肪がつかなければ問題ない
 
・大きなあごの場合、舌があごに収納される
・小さいあごの場合、舌があごからはみだす
→アゴはアゴであってアゴではない。器である
→あごが小さい人ほど、舌の肉づきがちょっと変わっただけで、気道がふさがりやすくなる
→日本人の7~8割の人は、あごが小さい
 
***
(無呼吸症の危険を見抜く方法)
(1)のどの奥が見えない
・舌を出して、のどの奥ののどちんこ(口蓋垂(こうがいすい))が見える場合は問題なし、見えない場合は無呼吸症の疑いがあると考えられる
→舌が大きくなってくると、見える人に比べて、無呼吸症の確率が2倍になる
→手鏡で自分でチェックできる
(2)あごの下の角度が浅い
・横顔を見て、あごの舌と首が作る角度がある場合は問題なし、角度が浅い場合は無呼吸症の疑いがあると考えられる
→あごの下には骨がないので、舌が大きくなってくると、はみでてくる
(3)歯並びが悪い人
・歯並びが悪く、歯が互い違いになっている人は、あごが小さい可能性が高い
 
(睡眠時無呼吸症の目安となる症状)
(1)高血圧の30%は睡眠時無呼吸症
(2)日中の眠気や疲労
(3)大きないびき、話し声と同じくらいのいびき
(4)無呼吸の指摘、人から「息が止まっていた」と言われる
この4つのうち、2つ以上当てはまる場合は、かかりつけの医者に相談し、睡眠の専門医を紹介してもらい精密検査を受けた方がいい。睡眠の専門医は、呼吸器内科、耳鼻科、精神科など
 
(最新治療方法)
(1)マウスピース
舌の歯が少しだけ飛び出したマウスピースを寝ている間だけつける
→小さいあごでも、狭くなった気道が広がる
→1日ですっきりする場合もある
(2)シーパップという機械を使う
睡眠中、鼻から圧力をかけることで、ふさがっていた気道が広がる
→体内に酸素を取り込める
→使用後、3日で高血圧が改善される場合もある
(3)ダイエット
ダイエットすることで、大きくなった舌も小さくなり、改善する
 
・ダイエットの結果を待つだけではなく、マウスピースやシーパップを、組み合わせて治療することが大事。高血圧や脳卒中などの合併症を確実に予防できる治療だと証明されている。これをやるとダイエット効果がある。眠らないこと自体が、食欲を増進させるホルモンを増加させると言われる。無呼吸の治療で、ホルモンが低下し、ダイエットしやすくなる。あごが小さい人は今以上に体重を増やさないことで予防につなげる
PR
COMMENT
Name:
Title:
URL:
Message:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Pass:

TRACKBACK
この記事にトラックバックする
| prev | top | next |
| 307 | 306 | 305 | 304 | 303 | 302 | 301 | 300 | 299 | 298 | 297 |
フリーエリア
プロフィール
HN:
すこやか健太
性別:
男性
趣味:
テレビ、映画鑑賞
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
バーコード
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ  [PR]
  /  Design by Lenny