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睡眠力アップの重大発表!熟睡のカギは脳にあり
 テレビ「睡眠力アップの重大発表!熟睡のカギは脳にあり」を観ました。足の不快感によって起される睡眠障害が紹介されましたね。診断がつくまでに平均3.8年かかり、小野アナウンサーも30年間わからなかったそうです。驚きましたね。番組の内容はHPにものっていますよ
 
(おもな内容)
・ほてる、だるい、痛い、むずむずする、など、睡眠障害を引き起こす脚の不快感は「レストレスレッグス症候群」「むずむず脚症候群」と呼ばれる
・人間は、ありとあらゆる刺激にさらされ、脳に届いているが、脳の神経細胞のA11が、脊髄の興奮をしずめる信号を送り、たいした信号が入ってこないようにしている
・鉄(Fe)が不足すると、A11の働きが弱まり、脳の過敏状態が起こり、より強い刺激として感じ、脚の不快感が止まらない
・最新治療法として、鉄補給、ドーパミン作動薬、就寝前の行動療法、刺激物をひかえるなどがある
 
(脚の不快感で眠れない!)
・ほてる、だるい、痛い、むずむずする、うずく、ちりちりする、熱い、冷たい、ずきずき、痛がゆい、ひきつる、重い、などの症状を患者さんは感じて、眠れなくなる
→睡眠障害を引き起こす脚の不快感は「レストレスレッグス症候群」「むずむず脚症候群」と呼ばれる
 
(Aさんのケース)
・眠るとき、脚のほてりやだるさを感じていた
→ほうっておいたら、我慢しがたい不快感へ変わった
→病院でもらった睡眠薬を飲み始める
→寝入りだけ効くが、足がむずむずして起きてしまう
 
(寝ている間に、足がピクッと動く)
・寝ている間に、足がピクッとけいれんする映像が紹介されました
→珍しくことではなく、一般の人の5~10%、不快感を感じる人の8割に起こっている症状
→本人は気づかず、眠りが浅いと感じている 

 *
(お医者さんに相談すると…)
・ある皮膚科の先生→血液の循環が悪くてむずむずする場合があるので、血液の循環がよくなる薬で様子をみる
・ある整形外科の先生→寝てる時にほてるのは、脊椎管狭窄症で出る場合もある
・ある内科の先生→脚の感覚異常は、末梢神経障害が考えられる。原因として糖尿病、リウマチ系の病気が考えられる
→足の不快感が症状となって現れる病気は、たくさんあるので、見分けるのは医師でも難しい
 
(脳の神経細胞A11(エーイレブン))
<正常なケース>
・刺激を受けると信号となって、神経から脊髄を通って、脳へ送られる
→はじめて刺激を感じる
・実は、ありとあらゆる刺激にさらされ、脳に届いている
→脳の神経細胞のA11(エーイレブン)が、脊髄の興奮をしずめる信号を送り、たいした信号が入ってこないようにしている
→だから不快感を感じないようになっている
 
<患者さんのケース(仮説)>
・鉄(Fe)が不足し、A11の働きが弱まる
→信号がどんどん脳へ送られる
→脳の過敏状態が起こり、より強い刺激として感じる
→脚の不快感が止まらないのは、脳の暴走が起こっているから
→脊髄の興奮をおさえられなり、脊髄反射という運動が起こり、脚のぴくつきが起きる
→「レストレスレッグス症候群(休みがない脚の症候群)」「むずむず脚症候群」
 
**
(A11と鉄との関係)
・なぜ横になると脚の不快感が?
→鉄はA11を元気にさせる栄養素
→血液中の鉄は、昼に多くて、夜に少なくなる
→夜になると鉄分が少なくなり、A11の働きが弱くなる
→脳の神経細胞の機能が低下して、むずむず脚症候群が引き起こされる
・女性は生理や妊娠など鉄を失いやすく、妊婦の20%にむずむず脚症候群が起こると言われている。女性は男性の1.5倍。年齢とともにひどくなっていく
・むずむず脚症候群は200~500万人いると言われている
 
(こんな人は要注意)
(1)脚の表面ではなく、奥に不快感を感じる人
(2)動かないときに、不快感を感じる人
 
(最新治療法)
(1)鉄補給
・採血をして、鉄が少なければ、補給する
(2)ドーパミン作動薬
・80%の人が改善される。1日で症状が改善されることもある。今年1月、この薬の1つが保険適用された
・A11のような神経細胞は、端からドーパミンという神経伝達物質を出して、信号を伝える
→この伝達がうまくいくと脚の不快感をブロックできる
→ところが、患者さんの中は加齢や生まれつきのせいで、伝達の仕組みが弱まっている人がいる
→ドーパミン作動薬は神経細胞に直接刺激を与え、この仕組みを正常化させて、本来の機能を取り戻
(注意)うつに使用されている薬、おもにセレトニン作動薬で、うつは良くなるが、むずむず脚が悪くなると言われている。むずむず脚をわずらいうつになっている人がいるので、どちらをとるか問題になっている。ドーパミン作動薬で、うつにも作用するものがあるので、1本化する方法もある
(3)就寝前の行動療法
・就寝前に、マッサージ、シャワー、短時間歩くなど適度な刺激を与え、散らしてムズムズがやわらぐ
・シャワーや風呂でも、人のよって温かいものが良い場合と、冷たいのが良い場合がある
・はっきりしたメカニズムはわかっていないが、多くの患者さんから症状が改善されたと報告が寄せられている
(4)刺激物をひかえる
・カフェイン、お酒、辛いものなどを多く取ると、脳の暴走に油をそそぐので、ひかえる
薬の量を少なくするため、これらの取り組みを併せて行うことが大切。神経内科や精神科で受診する
 
(自分でできるむずむず脚症候群の見つけ方)
(1)就寝前に布団やベッドなど、リラックスできる場所で脚を伸ばす
・あまり前かがみにならないよう、少し背もたれによりかかる。この状態のまま、じーっとしていている
(2)時間が経つにつれ、脚の奥の不快感が高まっていったり、ピクつきが生じてくれば、むずむず脚症候群の疑いがある
(3)60分経っても何の症状も出なければ、むずむず脚症候群の可能性は低いと考えられる
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