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手のふるえ
テレビ「ためしてガッテン 突然襲う!手のふるえ」を観ました。ふるえを起こす病気には、脳梗塞、脳出血、肝機能障害、腎機能障害などがあるそうですが、医者にもわからない謎のふるえに苦しむ人が400万人以上もいるそうです。この原因不明のふるえは本態性振戦と呼ばれているそうです。その本態性振戦、脳梗塞、パーキンソン病による3種類のふるえと解決法などが紹介されました。番組の内容はくわしくHPにものっていますよ

(おもな内容)
・原因不明のふるえは本態性振戦という病名。ずっとふるえが続く、止めようとすると、ふるえが強くなる
・脳梗塞のふるえは、ふるえる時間が少ないが、めまいやしびれをともなうことがある
・人の手は常にふるえている
・原因不明のふるえは自律神経の異常で起きる
・ベータ遮断薬で、自律神経から出る物質をブロックし、ふるえをおさえることができる
・パーキンソン病のふるえは、力を抜いているときにふるえる
・3種類のふるえの見分け方  


(Aさんの場合、本態性振戦・原因不明のふるえ)
Aさんは「こんなしぐさ見せたくないの」と言いながら、スタッフにお茶を入れる手がふるえてしました。野菜を切るとき、手が震え、誤って手をケガしたことがあったそうです
<特徴>ずっとふるえが続く、止めようとするとふるえが強くなる
<原因>原因がわからず、本態性振戦(ほんたいせいしんせん)という病名が付けられている。「本態性」は「本来のありさまであるところの」、「振戦」は「規則的なふるえ」という意味。つまり「原因不明のふるえ」という意味

(Bさんの場合、脳梗塞)
手がふるえる時間は5~10秒くらい。ある日、強いめまいと吐き気に襲われたそうです
<特徴>力がぬける感じる、めまいやしびれを感じる
<原因>脳梗塞
・血管の動脈硬化が進む→血栓という固まりができることがある→血栓がはがれ脳へ流れていくことがある→ふるえが起きる
・血栓が小さい場合、つまっても、溶けたのでふるえが収まった
・大きな血栓が脳の太い血管をふさぐと完全な脳梗塞になる
→力がぬける感じ、めまいやしびれをともなう場合、ふだんから高血圧、高血糖などの方が、症状が出た場合、すみやかに病院へ行ってくださいと注意がありました

**
(誰でもできる!手のふるえ実験)
・片手を胸のあたりまで持ち上げて、手のひらを上に向け、紙を1枚、乗せる
→1秒間に10回ふるえる。人の手は常にふるえている

(ふつうの筋肉の動作)
→手を持ち上げようとするとき2種類の筋肉が働く
→手を持ち上げると、持ち上げる方の筋肉が働く
→しかし勢いがついているので、止めたい位置より上にいく
→手を下げようと、手を下げる筋肉が動く
→しかし勢いがついているので、止めたい位置より下にいく
→手を持ち上げようと、持ち上げる方の筋肉が働く→・・・
→上げる、下げる・・・が続いて、わずかな上下運動が常に繰り返されている

(ふるえを止めようとするときの筋肉の動作)
ふるえることに気がつく
→脳が自律神経をつうじて、何かの物質を流す
→筋肉の動きをはげしくする
→ふるえが大きくなる
・自律神経は、急に敵の襲われたときとか、走って逃げないといけない場合に備え、筋肉を興奮させるメカニズムを持っている。その物質を流したので、ふるえが大きくなった。異変に気づいて、いざという場合に備え、筋肉を活発にしてくれただけ

(Aさんの場合に推測されること)
自律神経に何らかの異常が起きた
→脳が「何とかしなきゃ」と思わなくても、手を使って何かをしようとするだけで、物質が出てしまう
→筋肉が活発化して、ふるえが大きくなる
→「何とかしなきゃ」と思い、さらに物質がでる
→ますます筋肉が活発化して、さらにふるえが大きくなる

(先生の話)
・本態性振戦の2/3の人は以上のことが原因。自律神経がどうなっているかわらず、自律神経のバランスが崩れているとしかいえない。本人はがんばっていないのに、脳ががんばりすぎている状態
・変ながんばりを普通のときにしているのは、まずいので、バランスを戻す治療薬・ベータ遮断薬を使う。自律神経から出る物質をブロックし、ふるえをおさえる。自律神経は治せないが、症状を良くすることができる
・副作用があるので、心臓や循環器系の病気の方は医者と相談が必要。そういう方は軽い精神安定剤などの方法がある
・ベータ遮断薬の使い方としては、年賀状を書くときだけで他は1年中飲まないという方もいる。ふるえていても困らなければ、飲まなくていい
・緊張するとダメなので、周りの人に理解してもらい、患者さんがいても見ないとか、気をつかってもらうだけでも、症状の軽減になる

***
(Cさんの場合、パーキンソン病)
・モハメッド・アリさんもかかっていて、進行すると全身の筋肉を動かせなくなってしまう病気。日本の患者数は15万人で、ここ10年で増えていて、介護の必要な原因の6位になっている
・Cさんの場合、自分でも気がつかないうちに、手がふるえていた
→医者からは「気にしすぎ」と言われていたが、ふるえがひどくなり、字が書けなくなったり、転んだりし、生活に支障が出てくる
→15年前に他の先生にパーキンソン病と診断された
・パーキンソン病は薬やリハビリが進歩していて、はやく見つけると、普通の生活がずっと続けられる
・パーキンソン病のふるえの特徴は、手に力が抜けている、何も動作していない状態で、出てくるふるえ。一方、本態性振戦の場合、手に力をいれたとき震える
・パーキンソン病のふるえは加齢と見逃されやすいが、早期発見が大事

(パーキンソン病を見分けるには)
・力を抜いていても、ふるえるかどうか
・動作が遅くなる
・2つの動作を同時にできなくなる
・声が小さくなる
・表情の変化が少なくなる
→あてはまる場合は、神経内科を受診してください

****
(3種類のふるえの見分け方)
・何かしようとすると手がふるえ、緊張すると強くなるふるえ→本態性振戦の可能性がある。薬で症状を軽くできる場合がある
・突然出て、短時間で消えるふるえ→脳梗塞の前ぶれの可能性がある。力が抜ける、しびれる感じがともなう場合は特に要注意!
・手の力を抜いた状態で出るふるえ→パーキンソン病が疑われる
いずれの場合も神経内科を受診してください、と説明がありました
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