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龍馬伝 第43回 船中八策
 坂本龍馬(福山雅治)が船中八策を書き上げ、後藤象二郎(青木崇高)に見せましたね。中岡慎太郎(上川隆也)には、いろんな人たちから教えられたことを策につめこんだと説明します。大久保利通(及川光博)が初登場です!
 
長崎の海援隊本部で、龍馬は沢村惣之丞(要潤)たちに、京へ行って来ると話しました。山内容堂(近藤正臣)が第15代将軍・徳川慶喜(田中哲司)と会議をしているので、象二郎とともに大政奉還の考え方を伝えに行くのです。京の慶喜の元に、薩摩藩主・島津久光(有福正志)宇和島藩主・伊達宗城(陰山泰)松平春嶽(夏八木勲)そして容堂が集まりました。話し合いは、兵庫開港が先という慶喜と、長州を許すのが先という久光がゆずらずまとまりません
 
長崎下関のお龍(真木よう子)のところへ、龍馬から手紙が届きます。京へ行って来くるが心配するなるという内容に、お龍はニコッとしたあと、寂しげな表情を見せましたね

 *
京の薩摩藩邸へ戻った久光から小松帯刀(滝藤賢一)たちが話を聞きます。大久保利通が一気に幕府を攻めるべきと言うのを久光がなだめ、西郷吉之助(高橋克実)は考えがあると中岡慎太郎を呼び出しました
 
龍馬は京へ向かう夕顔丸で何か書いています。船中八策ですね。陸奥陽之助(平岡裕太)が京に海援隊の仕事場を作ると話すのを聞き流し、龍馬は船中八策を象二郎へ見せ、納得できるなら容堂にも見てもらいたいと頼みました。象二郎は目を見張り「もっときれいな字で書き直さんと、大殿様に見せれん」と認めてくれます
 
長崎の土佐商会で、岩崎弥太郎(香川照之)は溝渕広之丞(ピエール瀧)と仕事が順調だと喜んでいました。そこへ手紙が届きます。象二郎がオールト商会から船や銃を買い18万両借金したという証文です。弥太郎は怒ってましたね(笑)弥太郎は、トーマス・グラバー(ティム・ウェラード)のところへ行きます。弥太郎はグラバーから「イギリスにはたくさんのカンパニーがあって競争している。人々から金を集めて商売をする。金を集めるにはトップの力が認められなければならない」と聞き、自分の商売をしようと決意したようです
 
龍馬と象二郎が京の土佐藩邸に着いたときには、容堂は土佐へ戻った後でした。海援隊の仕事場となる酢屋という材木問屋を見つけたと陽之助にせかされ、龍馬は外出します。台車で荷物を運ぶ町人に化けますが、新選組の土方歳三(松田悟志)に見つかり止められました。近藤勇(原田泰造)が来ると、龍馬は頭巾を脱いで「久しぶりじゃな!近藤さん」と名乗りをあげます。近藤だけでなく沖田総司(栩原楽人)たちも斬りかかってきました
 
新選組に囲まれたところを、中岡慎太郎が助っ人で登場、煙幕でかく乱します。龍馬が「近藤さん。もうやめにせんかい」と言いますが、近藤は「俺の仕事はお前を斬ることだ」とゆずりません。龍馬はピストルを撃って、新選組をひるませ、慎太郎の知り合いの相撲部屋へもぐりこみました。料理番の藤吉(久保孝真)が作ってくれたちゃんこがおいしそう(笑)
 
龍馬が海軍操練所ではよく相撲を取ったというと、慎太郎が「いっちょ勝負するかえ」と誘ってきます。組み合いながら慎太郎が「わしは今、薩摩と行動をともにしいう。西郷さんと倒幕の策をねりいうがじゃ」と言うと、龍馬は慎太郎を「武力倒幕はいかんぜよ。戦に勝っても恨まれるだけぜよ」と上手投げしました。西郷が象二郎に会いたがっていると慎太郎が伝えると、龍馬は驚きます
 
**
慶応3(1867)年6月、京の三本木の料亭・吉田屋で、土佐藩の後藤象二郎と寺村左膳、薩摩藩の小松帯刀、西郷吉之助、大久保利通が会談しました。坂本龍馬と中岡慎太郎は仲介人として同席です。象二郎が大政奉還をすすめたいと話すと、西郷は意外にも賛成してくれました。慎太郎は驚きます。しかし大久保は大政奉還が成らず、徳川と戦になったときは、土佐も挙兵してもらうと釘を刺してきました。象二郎が同意し、話し合いがまとまります。薩土盟約ですね
 
弥太郎はグラバーとともに、イギリスの商売のやり方を教えて欲しいと、オールトのところへ行きました。大浦慶(余貴美子)とチェスをしてましたね。オールトが「いつから日本びいきになった?」とあきれると、グラバーは「日本人をけいべつしていたが、名も無き若者たちがこの国を変えようと私心を捨てて懸命になっている。彼らに出会って考えを変えた」と話します。オールトは「幕府が帝に政権を返すと大混乱を招く。だが我々にとってねがってもないこと。最大のビジネスチャンスが来る」と言いました
 
龍馬は慎太郎に新しい政(まつりごと)の仕組みを考えてみたと、船中八策の説明を始めます
一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべし
 まずは政権を帝に返上させるがじゃ。これは木戸さん(谷原章介)から教えてもらったことぜよ
一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべし
 イギリスのように2つの議院を作り、みんなで話し合うて政を進めていくがじゃ。これはの横井小楠先生(山崎一)から聞いた話ぜよ
一、有材の公卿・諸侯および天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべし
 たとえ身分が低うても武市さんのように頭の良い者は、政に加わるべき。吉田東洋様(田中泯)が言われたようにの
一、外国の交際広く公議を採り、新あらたに至当の規約を立つべき事
 異国との約定は対等でなければいかん。それが高杉さん(伊勢谷友介)がめざした日本の姿ぜよ
一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事
 異国から帝を守る軍隊を作らんといかん。武市さんの志は決して無駄にはせん
一、海軍宜しく拡張すべき事
 これはもちろん勝麟太郎先生の教えじゃ
一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事
 これは久坂玄瑞殿に聞いた話ぜよ
一、古来の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事
 日本が堂々たる独立国になるためには、新しい決まりを作らんといかんがじゃき。侍も商人ももちろんこのお藤吉も、わけへだてのう政に加わらせる新しい決まりじゃ。これは土佐の河田小龍先生から教えてもろうたじゃき
 
***
龍馬は「わしが作りたい世の中は、上士も下士もない平らな世の中ぜよ。誰かが誰かを支配しちゅう仕組みからは、必ず恨みや憎しみを生む。わしは母上からこう教わったがじゃ。憎しみからは何ちゃあ生まれん。わしはのこの8つの策を成し遂げることで、この日本を誰でも笑うて暮らせる国にできると、そう信じちゅう。そんじゃき戦で幕府を倒してはいかんぜよ」と話します
 
感動していた慎太郎が「それを世に出したら殺されるぜよ」と心配すると、龍馬は「命を狙われるぐらいのことをせんと、日本は変わらんぜよ」と答えました。龍馬の船中八策はやがて新政府綱領八策と明治政府の基本理念になるのですね。坂本龍馬暗殺まで5ヶ月を切ります!
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