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痔(じ)誰にも聞けなかった話
 テレビ「ためしてガッテン お尻の悩みNo.1 痔(じ)誰にも聞けなかった話」を観ました。厚生労働省の調査によると、1ヶ月に2万件以上もの痔の手術が行われているそうです。驚きですね
痛くないから、はずかしいからと病院へ行かない人が多いそうです。早い時期に病院へ行けば、負担なく治すことが可能と説明がありました。番組内容はHPにも詳しくのっていますよ!
 
(おもな内容)
・イボ痔の原因は(1)肛門が心臓より低い所にあるため、重力の関係で血液がとどこおり、うっ血すること(2)トイレで、いきむと肛門に圧力がかかり、うっ血すること
・イボ痔の予防・改善の3大鉄則は(1)便座で3分以上いきまない(2)便秘・下痢を防ぐ食習慣(3)入浴して肛門の血行改善
・痔の治療法は(1)排便・食習慣の改善(2)薬物療法(3)ALTA療法(アルタ療法)
 
(Aさん(27才)のケース)
・高校生のとき、お尻をふいたら少量の血がついていた。ある日の朝、便器に真っ赤な鮮血が飛び散った。10年近くたつが、恥ずかしいし、血が出ても痛くないので、病院には1度も行ってない
・Aさんは病院で検査を受けました。検査は、横向きになって、服を着たまま、お尻だけを医師に診せる。まず、お尻の周りには異常がなかった。次に内視鏡で肛門の中を診ると、健康な人にある真ん中のすきまがなく、全体が赤くはれあがっていた。これが出血原因
 
(イボ痔、痔核(じかく))
・お尻の奥にできるおできを「痔核(じかく)」あるいは「イボ痔」という。痔の人のおよそ6割がイボ痔と言われている
・赤ちゃんはお腹の中にいる間、お尻の穴はない。直腸が次第にお尻に向かって伸びていく。お尻の方も次第にくぼんで、あるところでドッキングし、便の通り道ができる
・直腸側の管と肛門側の管の違いは、直腸側に痛みを感じる神経がない。だから出血しても痛くない人がいる
 
(イボ痔ができる原因は、人間の宿命)
・動物園のチンパンジーを調べると、イボ痔にかかっている例はなかった。京都大学の霊長類研究所によると、1500匹の霊長類の死亡解剖で、イボ痔はゼロ。一方、海外の調査で人間は800人のうち、イボ痔は86%
→心臓を出た血液が、血管を通って、お尻の方へ向い、折り返して再び心臓に戻ってくる
→肛門の位置が人間の場合、心臓より低い所にあるので、下から上へは重力の関係で戻りにくい
→肛門のあたりに血液がとどこおる。うっ血が起こりやすい
 
・もう1つの原因は、いきみ。少しいきむだけで、200mmHgも肛門の中の圧力が高まる→いぼ痔ができているとき、便が通るとき、直腸の壁を押し広げ外に出ようとする
→直腸の壁も便を押し出そうと、収縮する
→いきむと、イボ痔の部分がさらにうっ血する
→イボ痔が少しずつ大きくなる
→便が出た後、イボ痔が大きくなっていると、残便感につながる
→すると、ますますいきむ
→うっ血がさらにひどくなり、イボ痔がさらに大きくなる悪循環!
→イボ痔は血管の病気

 **
(先生の話)
誰でも程度の差はあれ、イボ痔の気はある。イボ痔ができる肛門のふくらみ部分は、肛門を閉じる大事な部分。水道の蛇口に例えると、金属でしめても水がポタポタもれるが、ゴムのぱっきんがあると、ピタッと閉じてもれない。つまり、肛門を閉じるのに役立ってる部分が、たまたま大きくなって、症状がでてくる
 
(イボ痔の予防・改善の3大鉄則)
(1)便座で3分以上いきまない!
Aさんがトイレに入るとき新聞を持っていったのが良くない。トイレは便を出すためだけの場所。新聞や雑誌を読む場所ではない。トイレで長居すると、いきんで肛門に負担をかけてしまう。イボ痔だと悪化させてしまう
 
(2)便秘・下痢を防ぐ食習慣を!
Aさんはしっかりと朝食を取ってなかったのが良くない。朝起きてすぐは胃が空になっている。食べ物が入った瞬間に、たまっていた便が直腸まで下りてくる。直腸の壁を便が圧迫することで、脳に伝わって、便意が生じる。朝早く起きれば、朝食を取れるので、便意を感じたとき、トイレに行ける。冷たい水を飲むと、胃に刺激を与え、腸も動き出す
 
(3)入浴して肛門の血行改善!
Aさんは湯船に入ってなかったのが良くない。シャワーで洗えばきれいにはなるが、肛門のうっ血を改善させるために、お風呂に入って、よく暖めるのが非常に良い方法
※ ただし、痔の中でも、うんでしまう「痔ろう」の場合、うみがたまる段階があり、発熱することがある。そういう場合、入浴はダメ!かえって、うみが広がってしまう
 
(痔の治療法)
肛門科に行くとすぐ手術になる訳ではない。イボ痔の場合、手術を受けるのは、症状のひどい人の5人に1人。違う治療法で、痔と上手につきあっていくことが可能
(1)排便・食習慣の改善
(2)薬物療法
痔の薬は、塗り薬より座薬や軟膏などが多い。溶けて次の日に便が出るときに、肛門に負担をかけないで便が出る。薬を使うだけでなく、生活習慣の改善を守りながら行う
 
(3)ALTA療法(アルタ療法)
・2005年から日本で行われるようになった。イボ痔に薬を注入すると、イボ痔の組織が固まり、縮小していく。切り取る部分が減り、患者の負担を減らしてくれる。イボ痔のできる場所によって適用できないが、日帰りで可能になった
・ただし、すべてのイボ痔に効果がある訳ではない。直腸側のイボ痔は痛くないので注射ができるが、肛門側のイボ痔は痛いので効果がうすい。進んでしまった場合、手術ということになる
 
(病院へ行く目安)
(1)排便時の出血
出血=イボ痔の出血と考えないで、一度は病院へ行って、出血の原因が大腸にないか、チェックすることが大事
→出血した人1000人のうち、30人がガンから、30人がポリープからの出血だった
(2)排便時に異物感がある
排便のとき、何か飛び出てきたのが自然に戻っていた。それが悪化してくると、指で押し込まないと戻らなくなり、長時間歩いてると出てきたり、立ってるだけで出てくる、出たままにと進んでいく
→早い時期に病院へ行けば、負担なく治すことが可能
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