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江 姫たちの戦国 第４回 本能寺へ
市（鈴木保奈美）は、香には香合や組香とさまざまな楽しみがあり、自分の好みの香を見つけるよう話します。茶々（宮沢りえ）は長政が好きだった浮嶋、初（水川あさみ）は空蝉という香が好きと答えますが、江（上野樹里）はくしゃみで、粉を吹き飛ばしてしまいましたね（笑）
織田信長（豊川悦司）が馬揃えを行うと、織田信包（小林隆）から聞かされ、江はうれしがりますが、他のみんなはしらっとしてます。馬揃えに帝を呼ぶと知り、明智光秀（市村正親）が奉行をやめたい言いますが、信長は許しません。そばにいる森蘭丸（瀬戸康史）は表情を変えませんね
播磨姫路城で、羽柴秀吉（岸谷五朗）が馬揃えに出られないと、豊臣秀長（袴田吉彦）黒田官兵衛（柴俊夫）に愚痴をこぼしています
天正９（１５８１）年、市と三姉妹は京の町を訪ねました。江は光秀に見つけ、声をかけます。光秀の娘で、細川忠興の妻・たま（ミムラ）と初対面しましたね
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馬揃えの当日、きらびやかな衣装をまとった武将たちが、次々と登場します。光秀、信包らに続いて、森坊丸（染谷将太）森力丸（阪本奨悟）がやってくると、江や初は大喜びです
柴田勝家（大地康雄）らに続いて、最後尾に信長が現れました。「皆々！ときは春である。我が春、信長が春である。そして世の春、皆々の春である。喜ぶがよい。寿（ことほ）ぐがよい。酔いしれるがよいぞ」と叫び、槍を振るうと、大歓声が起こります。江は「母上、すごいものでございましたな」と感激しますが、市は「ああ、そうじゃな」とあきれてましたね
市たちは本能寺へ招かれますが、江しか行きません。朱色に金細工のイスがあったので、江が座っていると、突然に信長がやってきます。江が「この香は？」とたずねると、信長は「東大寺という」と教えてくれました。江が「これです。私の香は」と答えると、信長は妙に感心し、南蛮の服をプレゼントしてくれました
信長が自分こそが神であると言うと、己を信じることと己が神になることは違うと江は涙目で訴えます。信長が「こやつめ。思うたままを口にしよって」とつぶやくと、江は「だってそれが伯父上の教えではありませんか」と答えました。すると信長は「そうであったな。その言葉に偽りはない。己を信じて、思うまま話し、思うまま生きればよい。己の信じる道を行け。思うたより時は早い。人生は短いぞ」と笑って去っていきます
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江がもらってきた香木が東大寺と聞いて、市はビックリしました。蘭奢待と言って、奈良時代に唐から伝来した伽羅の香木で、東大寺正倉院秘蔵の名香だったのです。数年前、信長が自分の手で切り取ったのでした
天正１０（１５８２）年、武田家を滅亡させます。信長が信忠をほめた後、光秀が信長に「我らも骨折って、ご奉公した甲斐があったというものにございます」と酒をつぎました。信長は「おぬしなど、どこで骨を折った」と光秀の頭を欄干にたたきつけます。徳川家康（北大路欣也）がとりなすと、信長は去っていきました。光秀はふるえる右手を左手で押さえつけてましたね
伊勢上野城の市の所へ、信長から清洲城へ寄るので、江と来るよう知らせが来ます。しかし江は信長を嫌いになったと行こうとしません。市だけが信長に会いました。信長は三姉妹を養女にし、茶々をいずれ帝の后（きさき）に、初を大名家へ嫁がせ、江を手元に置きたいと話します
登りつめたら後は落ちるだけと怒り、養女の話を断る市でしたが、信長が天下泰平のため憎まれる者は１人で良いと話すと、表情をやわらげました。信長が「乱世がもうすぐ終わる。これも無用になる」と天下布武の印を渡すと、市は「新しい印判を作らねばなりませんね」と答えます。２人の心が通じ合ったのですね。市から話を聞いた江は、信長に会いに行けばよかったと後悔します
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安土城で、信長は光秀に、四国討伐の総大将から外すと言い、毛利攻めのため備中へ向かうよう命じました。光秀に秀吉の配下につけというのです。光秀は「はっ」と答えましたが、震える右手を左手で押さえてましたね
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