有川崇（北村一輝）白井尚子（上原美佐）の結婚に、笹山宣子（小池栄子）の復讐が始まりましたね。三奈（真野響子）は送られてきたＤＶＤをきかっけに、結婚をやめさせようとしますが、崇は心を閉ざすばかりです。ラストの崇と三奈のシーンは見ごたえがありましたね

崇が小切手のことを責めると、三奈は「小切手を換金するつもりがないのは、別れる気がないこと。そもそも今回のことはあなたの身から出たサビでしょう。それを私のせいなんかにして。小切手で２千万円も用意した身にもなってよ」と逆ギレぎみに反論します

話を聞いていた透（細田よしひこ）はビールで酔ったのか「いいかげんにしろよ！子供扱いすんなよ！」と怒鳴りました。和裕（田中健）は出ていけません。崇は三奈が政治家になるのを望んでいる「僕はあなたの体現者だ」と話し、透に病院をつぐようすすめ「愛がエゴだったり、打算が無垢だったりするんだよ。見極めるのは難しいですよね。母さん」と言いました

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笹山宣子（小池栄子）も酔っています。父親の太一（森次晃嗣）の電話に出られません。山瀬俊介（三上市朗）からニューヨーク同窓会のメールが来て、会うことになります。山瀬はニューヨーク時代の崇と宣子の共通の友人です。宣子はまたビールを飲みます（笑）崇とのことを知った山瀬は、崇が別の中国人女性とつきあっていたと言い、宣子に復讐をすすめてきました。山瀬は、崇がニューヨークでマリファナを吸っている映像を持っていたんです。宣子は山瀬を倒し、テープを手に入れました（笑）

白井眞一郎（奥田瑛二）はＤＮＡ鑑定について調べています。八尋秘書（隆大介）から天下取ってくださいと言われ、眞一郎は「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」とかわしました。尚子（上原美佐）は亜希子（藤井美菜）に、今回のことで結婚に自信がなくなったと弱気です。でも眞一郎に弱気なことを知られたくないみたい

尚子がやっと電話に出たので、崇は「君じゃなきゃ、この縁談は進めなかった」と乗馬に誘いました。尚子はちょっと遅刻したけど、やってきます。崇が「僕たちは目的のために出会ったよね。けど今は君が好きだ。僕の妻になって欲しい」と話すと、尚子は涙を流しうなずきました

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崇と尚子がマンションにいると、ニューヨーク同窓会からの速達が届きます。梅の花の秘書は「崇さん、透さんとケンカしたらしいわよ」（笑）送られて来たのは、崇のマリファナ映像です。尚子は宣子の仕業と見破りました。崇は動揺し、頭を抑えかがみこんでしまいます。尚子は後ろから抱きしめました。崇は「すべてを失くすかもしれない。君は白井家の人間だ。ここにいちゃいけない」と言うと、尚子は「どんなことがあっても、私だけはあなたの味方よ」と答えます

同じＤＶＤを見た三奈がやってきました。尚子に謝り、こうなった以上、縁談は辞退するしかないと言いました。尚子は「崇さんは悪い友だちにそそのかされただけなんです。たった１回のことじゃありませんか」と結婚に前向きです。しかし三奈は「この問題は有川家の問題。白井家を巻き込むつもりはありません」と出て行きました

駐車場で、崇と三奈がやりあいます。尚子がそっと陰から聞いていました
崇　「あのＤＶＤは都合のいい口実という訳ですね。彼女の何が気に入らないんですか？」
三奈「白井家のお嬢さんなのが問題なのよ。どうしても彼女と一緒になると言うなら、親子の縁を切るわ」
崇　「本当の理由は何ですか？」
三奈「この結婚、あなたにも有川家にも良い結果を生まない。理由はそれだけよ。どうしても尚子さんと結婚したいなら有川家と縁を切りなさい。でも有川家と離れたあなたを、白井家は相手にしないわよ。あちらが欲しいのはうちの財力なんだから。あなたとこの事で議論するのは、これでおしまい」

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崇　「それでも彼女を選ぶと言ったら、どうしますか？政治家の娘ではなく、１人の女性として尚子さんを選ぶと言ったら」
三奈「政界への進出をあきらめるつもりなの？」
崇　「官僚としての人生も悪くないです」
三奈「冷静になりなさい、崇。あなたは官僚という器で終わる人間じゃないのよ。白井先生との縁が切れてもあなたなら…」
崇　「僕の人生は僕が決めます」
三奈「私はもう知らないわよ。いいわね！」

２人の会話を聞いていた尚子は、急いで部屋へ戻って平静を装いました。そして２人は抱きしめあいます


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