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テレビ「ためしてガッテン 吸ってなくても!謎の肺がん急増中」を観ました。肺がんはタバコを吸っている人だけに起こる病気だと思っていたら、意外な盲点があるんですね。驚きました!番組の内容は、番組HPにものっていますよ
(おもな内容)
・肺がんの原因で不明なものが8割ある。喫煙は2割
・1つの原因は”空気”
→空気の中にある化学物質、ウイルス、細菌が肺の奥にある肺腺に入り込むことで、細胞を傷つける
・もう1つの原因は”女性であること”
→女性ホルモンが、細胞の表面にある女性ホルモンの受容体にくっつくと、肺がんになりやすくなると考えられている
・予防は大豆イソフラボン
→大豆イソフラボンが、女性ホルモンが受容体につくのを邪魔し、がんになるのを防いでくれる
・肺がんの早期発見はCTで!
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(肺がんの原因)
女性の場合・・・喫煙2割、不明8割
男性の場合・・・喫煙7割、不明3割
いきなり衝撃のデータが出てきました。女性の場合だけ、不明が8割と多くなっています!自分もタバコを吸わず、周りにたばこを吸っている人がいない、自宅の周辺に工場も、大気汚染もない人が、肺がんになっているケースがあるそうです
(タバコを吸う人と吸わない人の肺がん)
・タバコを吸う人の肺がんは、発ガン性物質をたくさん吸い込むので、肺の入り口近くにできることが多い→検査で見つかりやすいガン、自覚があるので検査にいく
・非喫煙者の肺がんは、肺の一番奥にできることが多い→X線に映りにくい→自覚症状がない→肺腺(はいせん)ガン
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(原因は”空気”)
・肺の奥に肺胞という器官・直径0.3mmの袋があり、空気が血液中へ送られる
・肺胞の中に、肺胞マクロファージがあり、雑菌を退治する
・マクロファージは白血球の一種で、体のいらなくなったものを食べてくれる
・肺胞マクロファージは、活性酸素で雑菌を退治する
・空気を吸い込むと、花粉は鼻毛にひっかかり、それより小さい物はのどでひっかかり、気管や気管支の粘膜でひっかかり、繊毛で外へ送られる
→ウイルスなど有害な物は肺胞へ入ってくる
→肺胞マクロファージは、活性酸素で雑菌を退治する
しかし
・肺胞マクロファージが死ぬことがある
・化粧品、洋服の化学物質、ウイルス、細菌が含まれる”空気”を吸う
→異常な量の活性酸素を出しまくることがある
→自分の出した活性酸素に自分が攻撃されても、出し続ける
→周囲の健康な細胞を傷つける
→遺伝子を傷つけられた細胞はガン細胞に変身することがある
・タバコの中の発がん性物質は43種類、タバコに含まれている化学物質は4千種
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(原因は”女性であること”)
・女性は自己免疫疾患が多いなど、免疫が強くでることがあり、マクロファージと女性であることが関わっている説がある
・女性ホルモンにさらされて、肺がんになることがわかってきた
・肺がんになる人とならない人を比較すると、女性ホルモンにさらされている時間が長いほど、かかりやすい
・女性ホルモンが、細胞の表面にある女性ホルモンの受容体にくっつくと、肺がんになりやすくなると考えられている
・予防法は、大豆などの豆類
→大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た効果がある
→大豆イソフラボンと女性ホルモンが一緒にあるときには、大豆イソフラボンが女性ホルモンと競い合い、女性ホルモンが受容体につくのを邪魔し、がんになるのを防いでくれる
→乳がんなどでは、大豆イソフラボンを取っている人の方が、リスクが低い。それと同じことがタバコを吸わない人の肺がんにもあると考えられる
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(タバコの盲点!)
・換気扇の下でタバコを吸っていても、吸い終わってからすぐに子どもの近くに行っていた人は、その子どもからニコチンの代謝物コチニンが、吸わない家庭の4倍以上も検出された!
→タバコを吸い終わってから5分くらいは、有害物質が体の中からはき続けられる
(肺がんの早期発見はCTで)
・タバコを吸わない人の肺がんは、X線には写りにくい
・肺がんの早期発見できる検査方法は、CT
・”すりガラス陰影”と呼ばれる白い淡い影となって現れる
・たばこを吸わない女性の場合、2年に1度はCT検査
・ヘビースモーカーの人は、半年に1度の検査