こい（成海璃子）が慕っている深堂由良（平岡祐太）が刺客に襲われてしまいましたね。門田伯耆守稲葉（寺田農）と意外な関係があるようです

佐生はな（松坂慶子）が深川を出ると言いだしました。はなに訳を聞くと、畠田雅道という人に会いたいと話します。はなが若い頃、雅道は遊学のために江戸へ来て、はなの家に寄宿し、恋心を抱くようになったのでした。しかし兄が亡くなり、医者の父を継ぐため国へ帰ることになります。はなは雅道からついて来てと欲しいと言われますが、行かなかったのです

それから、はなは縁談を断り、恋をすることもなく、学問に打ち込んだのでした。しかし、こいが由良を好きになっていく姿を見て、はなは雅道へ会いたくなる気持ちが募っていったというのです　　

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信助（佐野史郎）がそめ（余貴美子）に、きれいな着物を持ってきてくれました。しのが腕競べで勝ったら着せてやろうと思っていたというのです。いつものように口げんかが始まります（笑）ところが長吉はそめと結婚し、やつれていったと信助が話すと、そめは落ち込んでしまいました

こいが漬物を売りに、長屋の前あたりにいると、順軒（内田滋）が髪飾りを強引にプレゼントしようとしてきます（笑）そこへ由良が現れ、順軒を止めました。順軒が百敷屋の跡取りと知って、由良は驚きます

順軒は百敷屋へ帰って、徳兵衛（大和田伸也）にこいを嫁に欲しいと言いますが、反対されます。２人のやり取りが面白かったですね（笑）順軒が由良のことを話すと、徳兵衛が顔色を変えました。さっそく門田伯耆守稲葉（寺田農）に報告します。由良の父親・深堂好忠と何か因縁があるようです

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夜に由良の長屋に刺客がやってきました。気配を感じた由良は、床から離れていましたが、３人の攻撃に傷ついてしまいます。知らせを聞いたこいは、長屋へ走って行きました

由良はたいしたケガではなかったようですが、こいは「死なないで下さい、由良様。もっともっとお顔を見ていたいのです。お声が聞きたいのです。お話がしたいのです。急にこいの前からいなくならないで下さい」と涙を流します。由良は「私には志（こころざし）がある。それまでは死ねん。わかるだろう。お前も志を持って戦っているのだから」と笑顔を見せました

こいはしの（寺田有希）を連れて、はなのところへ行き、かるたの勝負を挑みます。しのが読み始めると、はなは一瞬で札を取っていきました。はなの圧勝、こいの完敗です。はなは「花さそふ　嵐のあらしの庭の　雪ならで　ふりゆくものは　わが身なりけり」の意味がわかるとは、若いときは思いもよらなかったと言い、「存分に生き、存分に恋をしてくださいね」と２人の手を取ります

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門田はしくじった連中は始末したと、徳兵衛に話しました。恐いですね。はなの早業の秘密を知ろうと、はなにもらった本を見ると、こい宛の文が入っていました。「むすめふさほせ」とだけしか書いてありません。何でしょう？由良のところには、怪しい男の影が現れました


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