坂本龍馬（福山雅治）はあっという間に土佐に戻ってきましたね。武市半平太（大森南朋）はすっかり雰囲気が変わってます。そして河田小龍（リリー・フランキー）に出会いました。リリー・フランキーが土佐弁をしゃべるとすごくやさしい感じ（笑）

ごちそうが並んでいます。帰ってきた龍馬を、家族が歓迎していたんです。千葉定吉の手紙に「龍馬に剣の才能があり。江戸に戻って修行なされよ」と書いてあるのを見て、八平（児玉清）は権平（杉本哲太）に殿にお伺いを立てるように言います

武市道場は異様な空気です。平井収二郎（宮迫博之）は「武市先生は今やこの土佐における攘夷派の旗頭ぜよ」と叫び、半平太は「異国から日本を守るため攘夷の実行を誓うて、みんなわしの元に集まっておるがぜよ」と目がすわってました。岡田以蔵（佐藤健）は江戸話が気になるみたいで、前と変わらず龍馬に接します　　

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平井加尾（広末涼子）と再会しました。縁談を断って、岩崎弥太郎（香川照之）の所で勉強していたと加尾は言いますが、それは加尾が龍馬のことが好きだからと、龍馬は気がつきません。このまま２人はすれ違ったままでしょうか。佐那（貫地谷しほり）のことが忘れられないのかも。弥太郎は加尾にふられ、怒りを感じてているところへ、龍馬がやってきます。弥太郎が小龍のところへ行くというので、龍馬もついていきました

大勢の人が話を聞きに小龍の家にいます。半平太も来ていました。小龍の弟子の饅頭屋長次郎（大泉洋）は龍馬の昔からの知り合いのようです。小龍は「ヌーヨーカー！」と言いながら登場（笑）アメリカについて話し出すと、攘夷かぶれの人たちが少し帰ります。さらに世界地図を出し日本の小ささを語ると、残りの攘夷派も帰ってしまいました。半平太は異国をうちはらう方法を聞きたかったと言い、弥太郎が金持ちになりたい方法を聞きたいと話します。半平太と半平太が言い争いになると、小龍はトイレへ逃げ込みます。でも龍馬が黒船について話すのに興味を抱いたみたい。やがて弥太郎は江戸へ旅立ちます

乙女（寺島しのぶ）千野（島崎和歌子）たちと小龍の話をしていると、本人がふらりと坂本家に現れ、みんなビックリ！小龍は「君は黒船を海から押し寄せる波にたとえた。それはどんな波じゃった？」と龍馬にたずねてきました。八平が倒れてしまいます。小龍が医者を呼んでくれ、八平は命をとりとめました

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龍馬は黒船の模型や絵を出してきて、必死に説明します。小龍はヒゲをなでて何か考えていましたね。意識を取り戻した八平は「わしにかまうな。おまえは剣を振り、書を読み、侍が己を磨き高めようという気持ちを忘れたら、生きとる値打ちはないぜよ。この世に生まれたからには、己の命を使いきらんといかん。使い切って生涯を終えるがじゃ」と龍馬にアドバイスしてくれます。龍馬は日根野道場の日根野弁冶に剣の腕前を見せました

小龍はジョン万次郎の話を書いた本を見せてくれ、なごやかな雰囲気です。夜になって、絵を描こうとする小龍に、床にふせっている八平が語りかけます。八平が龍馬が年を取ってからできた子だと心配し「龍馬は花を咲かせてくれるがですろうか？」と聞きました。小龍は「この家は実に気持ちがよろしい。みながそなたを敬い慕い心配しちゅう。人の温かみいうもんが、ここには満ちちゅう。そういう家じゃき、あの末っ子はやさしい男になったがじゃろうの。けんどあれはなかなか太いぞ。きっと大きい花を咲かせるぜよ」と答えます。八平は「その花が見たかったのう」と少しさびしそう

一家総出で桂浜へ行きます。きれいな海ですね。龍馬は黒船を作って、一家みんなを乗せ、世界を見て回ると話します。砂浜に書いた世界地図で龍馬が説明するのを聞いて、伊與（松原智恵子）に支えられた八平はうれし涙を流しました。やがて八平は息をひきとります。小龍は龍の絵を描き上げましたね


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