坂本龍馬（福山雅治）は武市半平太（大森南朋）の土佐勤王党に入り、久坂玄瑞に会いに行きます。岩崎弥太郎（香川照之）は「この後、龍馬の人生の中で何度も繰り返すことになる旅の、会いたいと思うた人間には労をおしまず会いに行く、あいつの生き方のはじまりじゃった」と話してましたね。弥太郎に喜勢（マイコ）という超美人のお嫁さんが来たのには、ビックリです！

龍馬は、土佐勤王党を立ち上げた半平太たちから、血判を押すようせまられます。龍馬が応じると、半平太は「よう決心してくれた」と喜んでいましたね。土佐勤王党に２００名も集ります

岡田以蔵（佐藤健）平井収二郎（宮迫博之）と龍馬が飲んでいると、沢村惣之丞（要潤）が入り込んできました。惣之丞は半平太が何もしないことにいらだち「長州藩では久坂玄瑞が要となって攘夷を決行しようとしている」と話します。久坂玄瑞が吉田松陰の一番弟子と聞いて、龍馬は驚きました

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後藤象二郎（青木崇高）が半平太から意見書が来たと持ってきますが、吉田東洋（田中泯）は無視します。半平太は龍馬が勤王党に入ったのは、自分を止めるためだとわかってましたが、「わしが唯一、心を許せる友じゃ。そばにおってくれるだけでいい」と言ってくれました。龍馬が玄瑞に会って攘夷についてわかりたいと話すと、半平太は大喜びです

文久２（１８６２）年、龍馬は萩の久坂玄瑞（やべきょうすけ）を訪れます。いろんなところに書がはってありました。龍馬が柱の句を読むと、玄瑞は吉田松陰（生瀬勝久）の辞世の句だと教えてくれます。龍馬は松陰の死に驚きながらも、攘夷について教えて欲しいと玄瑞に頼みました。年上なのに頭を下げる龍馬に感心し、玄瑞は語りだします

アメリカは戦をしかけていないが、日本に不利な約定を結んで、金を吸い取ろうとしていると言いました。さらに玄瑞は「一君万民。松陰先生の教えです。われらはすべて京の都の天子様の臣下。攘夷は日本のためでしょう。帝の御ためでしょう。日本をこんなにした幕府は無用のもの。ましてや藩など。日本を守りたいなら、脱藩してでも立ち上がるべきだ！藩を飛び出すんです。藩を捨てるんです。脱藩です。松陰先生から何を学んだんですか？志があるなら実行あるのみ、そう教えられたんじゃないんですか！坂本さん、飛び出しましょう！戦いましょう！」と叫びます。竜馬はショックを受けました

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土佐では、惣之丞が立ち上がろうとするのを、収二郎や半平太が必死に抑えようとしています。山内容堂（近藤正臣）は攘夷派だと半平太は思っていました。柴田備後（北見敏之）は東洋が失脚しないと責めます

平井加尾（広末涼子）は、京の三条邸に潜入してますが、きれいなクシを見てうれしそう（笑）半平太から手紙に表情を変えました。東洋を狼狽させるような情報をさぐれという内容です。さらに龍馬が勤王党へ入ったという知らせに、加尾は顔を曇らせましたね

半平太は、収二郎らとともにひれ伏し、東洋に「容堂公や帝が攘夷を考えているのに、どうして開国をのぞまれるのか」と聞きます。東洋は「帝のお考えがどうしてわかる。帝が戦をお命じになったことは聞いたことが無い。容堂公もそんなことを口に出されておらんはずじゃ。そもそも山内家は関ヶ原で徳川家康公にお味方し勝利し、この地をいただいたのじゃ。大恩人の徳川様に楯突くのは、大殿様がお考えになると思うかい」と答えました。半平太が「大殿様なら日本が開闢（かいびゃく）以来の危機にあるのはご承知のはず」と反論すると、東洋は怒って行こうとします。半平太がなおも東洋の足にしがみつくので、東洋は「わしはおまえが大嫌いじゃ」と半平太の顔にキック！象二郎もキック！半平太はくやしさと痛みで悲鳴を上げてましたね

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半平太が東洋に痛めつけられたと知り、龍馬は半平太のところへ行きました。冨（奥貫薫）がいなくなったすきに、半平太にもう１人の半平太が「武市半平太と吉田東洋は水と油じゃ。やつは未来永劫お前の敵ぜよ」とたきつけます。やってきた龍馬に半平太は「東洋を斬ってくれや」と話し、象二郎は弥太郎に「坂本を殺せ」と命じます。象二郎は、東洋が龍馬を高く買っているのが気に入らないようですね


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