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平清盛が草食系だなんて、ちょっと変わった視点からの番組でした。でも、なぜか納得です(笑)
エピソード1 私は極悪人じゃありません。
・平清盛の父・平忠盛は、朝廷で四位まで昇進する。貴族の前で舞うがバカにされる
・清盛は保元・平治の乱で、武士として名をとどろかせる
・「平家物語」では極悪人として描かれるが、「十訓抄」にはやさしい面が描かれていた
・後白河上皇と息子の二条天皇の争いでは、清盛は後白河上皇のため1001体の千手観音像がある三十三間堂を寄進し、二条天皇のためには相談に乗ったり、警護をしたりしてあげた
→”アナタコナタ”と言われ、バランス感覚のある気配りの人
・平家納経で有名な厳島神社を建てて、平家一門の守護神とした
・広島の音戸の瀬戸(清盛の日招象がある)など瀬戸内海を整備し、日宋貿易を行う
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エピソード2 家族そろって草食系武士!
・平清盛の妻・時子は二条天皇の乳母、時子の妹の滋子を後白河上皇の妻とする
・清盛は一位・太政大臣となる
・弟の平忠度(ただのり)は和歌に秀で、和歌の会で人脈を広げる
・孫の平敦盛は笛の名手、平経正は琵琶の名手、平維盛は舞の名手と歌舞音曲をみがき、貴族社会の一員としてはずかしくないようにした。平敦盛は青海波を舞うほど
・平清盛は出家したものの、藤原道長のように、娘を天皇に嫁がせ、天皇の祖父となろうとした
→娘の徳子を高倉天皇の嫁がせ、言仁親王(安徳天皇)が生まれ、夢を実現
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エピソード3 私たちはおごりで滅んだのではありません。
・平氏に対する嫉妬で、皇族や貴族たちが、うごめき始める
・滋子が死去し、後白河上皇はずべてを奪われるのではと不安にある
→後白河上皇は平氏の越前国を奪い、側近に与えた
・治承3年、清盛は後白河上皇を幽閉。武士がトップのクーデターを起こす
・都を京都から福原(神戸)に移す
・安徳天皇が即位。中国の百科辞典・太平御覧を献上する
→東アジアに開かれた天皇になって欲しいという願い
・国際貿易港・大輪田泊を開く
→工事が難航し人柱を立てようとするのを、清盛は反対し、石にお経を書いて、人柱のかわりにする
・貴族が猛反発し、打倒平家に源頼朝が立ち上がる
・平清盛64才で死亡
・一ノ谷の合戦で、朝廷からの和平を受け入れたのに、源氏が背後から攻められる
・壇ノ浦の合戦で、源氏は船の舵取りを狙う→平家滅亡
・鎌倉時代に、日宋貿易で使われるようになった宋銭が貨幣経済を支える
・平忠度は和歌を藤原俊成にたくし、「千載和歌集」に載せられる
最後は、祖谷まつりの映像が流れます。平清盛は英雄だったけれど、清盛が死んだ後は、おごる平家というイメージがありました。でも草食系として貴族の世界に入っていこうとしていた姿が、新鮮に映りましたね
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