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ためしてガッテン ピロリ菌感染6000万人がんと胃炎の分かれ道
テレビ「ためしてガッテン ピロリ菌感染6000万人がんと胃炎の分かれ道」を観ました。4年前に「ピロリ菌に感染していても胃ガンになる人は1%に満たないから大丈夫」と放送したそうですが、今回はそれとまったく違う情報が紹介されます。ビックリですね。日本ヘリコバクター学会がガイドラインを改訂し、ピロリ菌に感染している6千万人全員に、除菌しましょうとすすめているそうです。番組の内容はくわしくHPにものっていますよ

(おもな内容)
・ストレス単独では胃かいようにならない。ピロリ菌が前提条件
・ピロリ菌が胃液細胞と粘液を出す細胞を殺し、胃液と粘液を減らす。そこにストレスが加わると、粘液自体が減り、胃酸が直接に胃壁を攻撃し、胃かいようとなる
・今すぐ除菌しないといけない人は、過去に何度も胃潰瘍または十二指腸潰瘍となったことがある人
なるべく早く除菌した方がいい人は、ストレスのある人
・ピロリ菌に感染していて、高血糖、喫煙、塩分取りすぎの人は、さらにリスクが高まる
・除菌しても、すでに出来ていた小さなガンが成長し、胃がんとなる場合がある
・ピロリ菌感染の検査方法と除菌方法について

(オープニングクイズ)
・ヘリコバクター・ピロリの意味は?
→「ヘリコ」はねじれのこと。ピロリ菌のねじれた形をさす。ヘリコプターと同じ語源。「バクター」はバクテリア。「ピロリ」は胃の出口にある幽門(ピュロールス)のこと。感染するとこの辺りに住みつく  


(胃かいようとストレス)
・阪神淡路大震災にあい、ストレスから胃潰瘍になって人が、5倍になった地域が出てきた
→調査の結果、83%がピロリ菌感染者、17%が薬の副作用
→ストレス単独では胃かいようにならない。ピロリ菌が前提条件

(胃かいようのでき方)
・胃酸の主な成分は塩酸。ピロリ菌を塩酸に入れると全滅するが…
→ピロリ菌は胃液から作られる物質からアンモニアを作り、胃酸を中和する
→ピロリ菌は毒針を胃の壁に刺し、胃液を出す胃液細胞を殺し、胃液を減らす
・胃壁と胃酸の間に粘膜があり、その中にピロリ菌が住んでいる
→ピロリ菌が胃液細胞を殺すと同時に、粘液を出す細胞も殺す
→胃酸と粘液が少なくなるが、ピロリ菌も胃壁もなんとか無事に守られている

・ストレスが加わると血流が悪くなり、粘液自体が減ってしまう
→ピロリ菌が粘液を分泌する細胞を攻撃し、さらに粘液が減る
→胃酸が直接に胃壁を攻撃する
→胃かいようとなる
・ピロリ菌が粘液を減らす→ストレス→胃かいよう

**
(今すぐ除菌!=すぐに医者へ行った方がいい人)
・胃かいようを何度もやっている人(50万人)
・十二指腸かいようの人(9割がピロリ菌が原因で10万人)
→過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍をやっている方は、診断して痕跡が認められたら、保険がきく
(なるべく早く除菌した方がいい人)
・ストレスのある方
→検査をしてピロリ菌がいたらすみやかに除菌する。検査にも除菌にも保険はきかない

(ピロリ菌と胃がんの意外な関係)
・毎年5万人が亡くなる胃がんの98%がピロリ菌感染者という報告がある
・スナネズミにピロリ菌を感染させたが、胃がんにならなかった
・ピロリ菌に毒素を注入された胃壁細胞はすぐに死なず、刺されると少しずつ姿形が変わる
→<普通の場合>がん細胞になる前に自滅し、がんになることを防ぐ
→<共犯者がいる場合>がん細胞になる前に自滅できず、がんになる

・高血糖、喫煙、塩が共犯者となって悪さをする
・<高血糖の場合のリスク>
1(ピロリ菌なし+血糖値が正常):1.35倍(ピロリ菌なし+高血糖):4倍(ピロリ菌感染+高血糖)
<喫煙の場合のリスク>
1(ピロリ菌なし+非喫煙):6倍(ピロリ菌なし+喫煙):11倍(ピロリ菌感染+喫煙)
<塩分取りすぎの場合のリスク>
1(ピロリ菌なし+塩分適量):3倍(ピロリ菌なし+塩分取りすぎ)
→今すぐ除菌するために、すぐに医者へ行った方が良い人は、高血糖の890万人のうち半分がピロリ菌に感染しているとして445万人、喫煙者の1200万人、塩分取りすぎの3600万人。重なっている人が相当いる

***
(除菌後の意外な結果)
内視鏡検査でピロリ菌が見つかり、除菌治療をして胃の痛みがなくなったのに、8年後に胃がんが発見された人が紹介されました
・除菌して胃がんのリスクを下げられる。内視鏡で胃がんが見つからなくても、小さく出来てしまっていることがある。除菌後に小さなガンが成長して、見つかったケースがある
・ピロリ菌は5歳くらいで感染する。除菌しない限りは一生感染が持続する。感染が長く続くと、胃の炎症などダメージが強くなる。いろんな病気になるリスクが上がる。炎症が続くと萎縮性胃炎が起こる。萎縮が強くなるほど胃ガンのリスクが上がる

(ピロリ菌感染の検査方法)
(1)呼気試験:検査薬を飲む前と後で息を取り、含まれる二酸化炭素の割合を調べる
(2)内視鏡検査:組織を一部を取ってピロリ菌がいるか調べる
(3)血液検査:感染していると抗体ができるので、血液中を調べる
(4)尿検査

(ピロリ菌感染の除菌方法)
・抗生物質を2種類と酸を抑える薬を1種類、1日2回1週間飲む
・除菌できる成功率は80%。耐性菌といって抵抗力を持っている菌が増えているので、80%を切る状況
・1度目に失敗しても、2度目に抗生物質の種類を変えると、成功率が97%となる
・費用は、保険が認められていない場合、病院によって変わるが、だいたい呼気試験で8千~1万5千円、除菌まで行うとトータル5万円前後


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