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里井達也副社長を演じる岸部一徳が良いですね。今までは、壹岐正(唐沢寿明)の邪魔をする男ということで、ちょっと嫌いでしたけど、今回は人間くささを感じました。年が明けて、印象が違って見えたのが不思議です
昭和45年、アメリカでの千代田自動車とフォーク社との提携話を前に、壹岐正(唐沢寿明)は驚きます。里井副社長(岸部一徳)が「千代田自動車側は、乗っ取られることを心配し、フォークの持ち株比率を25%以下だと主張している。一方、フォークは重要決議の拒否権を行使できる33・4%以上でなければ応じないと言っている。このままだと千代田とフォークの提携は不可能だ。だから私と角田君が提携を白紙に戻し、まったく新しい合弁会社を作ろうと言っているんだ」と言い出したのです。壹岐は心配しますが、里井は「千代田が飲み込まれようと、我々仲介役である商社にはどうでも良いことじゃはないか。重要なことは、フォークと千代田をどんな形にせよ結びつけることだ。君は私の交渉を黙って見ていればいいんだ」と強気です
ハル江(吉行和子)がいきなり冷たくなってます。秋津千里(小雪)の髪の毛を見つけたんですね(笑)佳子(和久井映見)が里井から責められますが、悪夢でした
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フォークとの交渉が始まります。フォーク二世とブラットは「これ以上、出資比率を下げるなら交渉を打ち切る」と去ろうとしました。そこで里井と角田保(篠井英介)が新しい合弁会社を提案します。意外にもフォーク二世はのってきましたね。壹岐は渋い顔
打ち合わせが終わって、壹岐から反論され、里井は「自分の案が通らなかったからと言って、私のやり方に水を差すようなやり方はするなよ。だったら黙っていろよ!」と怒鳴っているうちに、胸を押さえながら倒れてしまいました。心臓発作です
報告を受けた大門社長(原田芳雄)は、里井の回復に全力をあげてくれと心配そう。病院へ運ばれた、里井は、太田医師、フリードバーグ教授の診断を受けることになります。太田は「狭心症発作を甘く見てはいけません。心筋梗塞に移行する恐れもある。今後は海外出張は差し控えること。仕事を半分に減らし、副社長というポストを退くことです」とアドバイスしますが、里井は聞こうとしません。調査団の受け入れ延期を話す壹岐を疑います。一丸副社長(山田明郷)からの電話に、里井は風邪で39℃の熱があると、壹岐はごまかしました。先に帰国した角田を田原記者(阿部サダヲ)がかぎ回ります
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塙四郎(袴田吉彦)が千里を接待しました。壹岐の頼まれたのです。塙は佳子のことをほめ「亡くなられた奥様に代わりうる人なんている訳ありませんからね」と言うと、千里は「壹岐さんご自身は再婚されるお気持ちはあるんですか?」と返します。塙が「壹岐さんは身辺が寂しいとかで再婚される人ではないんではないですか。秋津さんはどう思われます」と聞かれ、千里は「見当がつきません。塙さんのように近くにいませんから」とさびしそう。壹岐との関係を知らない塙は、ちょっと厳しい質問をしましたね
角田から電話を受けた里井は、帰国すると言い出します。壹岐はビックリし止めようとしますが、里井は「君もしつこい男だな。私をなぜ病院に入れておきたいのだ。意図があるんじゃないのか。君は二言目には体を心配してと言うが、本当は心臓病患者というレッテルを私に貼り付けたいんじゃないのか?発作が起こったとき、あのまま安静にしてくれていたら、発作を自然におさまり、こんな大げさな事態にならなかったはずだ。それを君は救急車など派手に呼んだために、一晩中病室に入れられ、おまけに心臓の世界的権威などというたいそうな名医を引っ張ってきて、心臓病を強く印象づけようとした。それを・・・」と怒鳴った後、がっくりきて「明日、帰る。日本のビジネスマンと顔を合わせないように、日本の旅客機じゃない便を手配してくれ」と話します。壹岐は従うしかありません
空港に壹岐が見送りに行き、八束功(山崎樹範)を同行させようとしますが、里井は断ります。でも飛行機に乗り込み席へついて、不安そうに薬を握りしめました。壹岐の前では強がっていたんですね
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千里のことについて、壹岐が「軍人時代の上官の娘さんだ」と言うと、塙は「それだけじゃないんじゃないですか?実は、壹岐さんの亡くなられた奥様に代わりうる女性などいないと、秋津さんに。すいません」と謝りました。壹岐は気にすることはないと答えます。塙が「秋津さんと再婚を考えていらっしゃいますか?」とズパッと聞くと、壹岐は「どんな形にせよ、彼女のことは将来を見守ってやらなければならないと思っている」と微妙な答えです。塙は壹岐と千里の関係を見破りましたね
アパートに帰った壹岐は千里と電話でつながりました。壹岐が5月末に東京に帰ったら連絡すると言うと、千里は「日本に帰る前に、何かおっしゃって」とお願いします。壹岐は「千里さんの気持ちはわかっているつもりだ。たった1日のことだったが、すべてはこれからじゃないか」とまた微妙(笑)
里井が元気な姿で大門の前に姿を現します。飛行機に乗る前に、嫌な予感がしてたけど、観ている方もほっとしました(笑)最初は和やかに話していましたが、大門が壹岐のことを出すと、里井は突然に表情を変え「さきほどからうかがっておりますと、社長のお耳には救急車が来るのがあと5分遅かったら危なかったとか、フォーク千代田の交渉が重荷だとか、はては心筋梗塞などと、ずいぶん私は重篤な心臓病患者に仕立て上げられているのですね。私を陥れるために、重病人に仕立て上げたのは壹岐君ですか?自分の出世のためなら手段を選ばない壹岐君は、本当に恐ろしい男ですね。社長、だまされないで下さい」と怒り出しました。疑心暗鬼になってますね
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フォークの覆面調査団が日本へやってきます。八束と不破秀作(阿南健治)がマスコミを警戒し、無事にホテルへ導きました。海部要(梶原善)から、調査団4名が無事にホテルに到着したと知らせを受けます。壹岐は「4名?調査団はデトロイトを発つときは、5名いた」とつぶやきます。1人はどこ?
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