こい（成海璃子）はいよいよ御前試合へと向かいましたね。深堂由良（平岡祐太）は後見人として一緒に江戸城へ向かいます。対戦相手が佐生はな（松坂慶子）という展開には驚かされましたね

由良は、父親の好忠の仇が門田伯耆守稲葉（寺田農）だと確信しています。門田は取調べで、好忠と会う約束がなかったと証言したのでした。しかし１０年前に好忠が殺された日、門田への贈り物として百人一首を準備していたのです

殿様と悪事を働いていた好忠が、自分の罪だけを逃れようと、お上に訴えようとしたところを、主君の命で口封じされたという筋書きでした。深堂家は断絶、主家は取りつぶされますが、門田はおとがめなしとなります。由良が証拠をさがしに河原にいったものの、下の句札１枚しか見つからなかったのです。こいが河原で拾ったからでした　

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由良が今すぐに門田を斬るというので、こいは後見人として江戸城へ行って欲しいと頼みます。御前試合に勝てば、将軍はどんな願いもかなえてくれるので、由良の願いをかなえてもらおうというのでした。由良は納得しますが、こいが負ければ、その場で門田を討つと言います

大家さん（でんでん）やす、竜、玉が、そめ（余貴美子）が江戸城へ上がると大騒ぎしていました。そめは将軍様に自分がみそめられると勘違い（笑）信助（佐野史郎）が来て言い争いになると思ったら、２人とも照れくさそう。お互い好きあっていたことがわかったからですね。しの（寺田有希）はこいから由良の仇討ちのこと聞いていました。その様子を、そめが聞き耳を立てています

はなは江戸城に入り、大奥学問指南役となり花嵐という名になりました。はなは門田に、大奥で蘭学などさまざまな学問を教えたいといいます。門田は何か条件を出してましたね

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順軒（内田滋）が髪飾りをこいに渡さなかったと責めると、しのは謝り「私は若旦那をおしたいしているのです」と告白。順軒は驚いて「バカ～」と去っていきます。そめがほめると、しのはそめの手紙を長吉が渡さなかったと聞いて、自分の気持ちにうそついていくのはいけないと思ったと話しました。そめはこいに「私はお城へ行かない。誰でも後見人にしたい人を連れていきなよ」と言ってくれます

いよいよ明日が御前試合の日、こいは由良のところへ行って「あした私が勝ったら『行方も知らぬ　恋の道かな』の下の句札を私にください。一緒にしてやりたいのです。この歌の上の句と下の句を。あしたまで由良様が持っていてください。お守りです。この歌の下の句には、こいがいます。
こいが命がけであなたを守っています」と話しました。由良は「よろず華やかに目立たば望みかなう」というおみくじの言葉を読んで「ぞんぶんに華やかに目立ち、私の望みをかなえてくれ」と答えます

出発の日、こいはきれいな着物で駕籠（かご）に乗っていきました。長髪の由良が髪をきれいに整え、町人風に変身です。町人風の由良に、みんなは誰かわかりません。でも順軒が気づいてしまいましたね

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江戸城御前試合の会場に、こいと由良が入っていきました。門田が登場し、由良が緊張します。門田にうながされ、はなが登場。驚きましたね。門田ははなに、百人一首かるた腕比べで勝って、将軍に許しを得て、好きな学問をやったらよいとすすめたのです。はなは由良の姿を見てビックリしますが「私もいとしい方の志をついでここに来ました。負ける訳にはまいりません」と真剣勝負をする覚悟をしめします

百敷屋徳兵衛（大和田伸也）が由良の気がついて門田に報告しますが、将軍・徳川家斉（寺泉憲）が入ってきました。次回は最終回ですね！


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